八剣山周辺の雄大な自然は私たちにさまざまな表情を見せてくれます。

そんな表情を撮影し、このページで紹介いたします。



放流中の藻岩ダムと八剣山 剪定後の果樹園と八剣山
 今年の冬は例年より暖かい日が続いており八剣山周辺の積雪は90センチほどと、昨年の120センチからかなり少ない状況です。
 果樹園では一部で果樹の剪定が行われていますが本格的な農作業の実施は雪融け後で、それまで八剣山の周辺は静かな佇まいが続きそうです。
 御料橋から八剣山を望む方向の藻岩ダム。横の排水口からは、上流の水が勢いよく放流され、川が白く濁っていました。
 4月に入りましたが八剣山周辺はまだ雪の中です。3月は例年より寒く雪融けが遅れて観測所の積雪は50センチを越えています。
 砥山ふれあい果樹園でも園内は雪で覆われており、固く締まった雪の上に脚立を立てて果樹の剪定作業が行われており、木々の下は切り落とされた枝が散乱していました。
 剪定された木々はすっきりとした感じで、残った枝を青空に延ばしています。
令和6年3月3日 令和6年4月2日
最後のリンゴ収穫と八剣山 厳冬(?)の里山と八剣山
 2024年、皆さん新しい年をご家族や友人と希望を持って迎えられたことと思います。
 昨年12月から続いている、例年に比べても少ない八剣山の麓の積雪。今も30センチほどと、昨年の3分の1ぐらいです。
 上砥山神社入口の階段から社殿、駐車場はきれいに除雪がされ、しめ縄を掛けた鳥居と通路両側には「天照大神」のノボリ、明かりが灯された提灯が並んでいました。
 皆様にとり幸福な1年となりますように。
 2月に入った八剣山のふもとでは、ときどき小鳥のシジュウカラの鳴き声が聞こえるなど静かに時間が過ぎています。
 1年で一番寒さの厳しい季節ですが、昨年の1月は最低気温が毎日のように氷点下10度を下回ったのに対し、今年は氷点下10度を下回る日が少なくて、疑問符が付く暖かい厳冬の季節を迎えています。
 今年は例年にないぐらいの早さで雪融けが進んでいきそうな状況です。
令和6年1月2日 令和6年2月1日
最後のリンゴ収穫と八剣山 雪のログハウスと八剣山
 平年はほぼ葉が落ちている八剣山も今年は暖かい日が続いており、黄色や赤茶色の紅葉が山頂近くでもまだ見られます。
 八剣山ふもとの果樹園ではリンゴの収穫が終盤を迎えており、いま木の枝に実っている最後の品種であるフジを収穫し、例年になくエゾシカやメジロなどの鳥による食害対策に追われた今年の作業が終了します。
 週間の天気予報によれば、今後もしばらくは平年よりも高い気温が続きそうです。
 日中も氷点下となる真冬日が数日続いて、それに合わせるよう雪が降り続き、八剣山のふもとでは積雪が20センチを超えました。
 ログハウス周辺の雑木林も雪をかぶって、バックにそびえる八剣山も、チラチラ降る雪にうっすらと霞んで見えます。
 周辺の果樹園は今年の作業を終了し、地域には静かな時間が流れていますが、まもなく来年に向けたリンゴやサクランボなど、果樹の剪定作業がはじまります。
令和5年11月1日 令和5年12月1日
頭を垂れる稲穂と八剣山 遅れて到着した秋と八剣山
 札幌の8月は、連日、最高気温が30度を超えて、最低気温も25度を超える熱帯夜が続きましたが、9月に入って気温も落ち着き青空にも秋の気配が感じられます。
 八剣山周辺の果樹園では暑さのためなのかリンゴの色づきが遅れたり、プルーンなどの実が熟す前に落ちるなど影響が出ています。
 近くの田んぼでは稲が順調に生育しており穂が重くなって垂れ下がりはじめています。まもなく刈り取りの準備が始まります。
 今年の札幌は最高気温・最低気温とも9月に入ってからも高い日が続きましたが、下旬になってやっと気温も平年並みとなってきたところです。
 10月に入り八剣山周辺の農園では、農家の皆さんが野菜や果物を収穫して選別したり来年の作付けに向けた作業などに忙しい日々を送っていました。
 今年の秋は、例年よりもかなり遅れて到着したように思われます。
令和5年9月3日 令和5年10月1日
熟したサクランボと八剣山 夏空を流れる雲と八剣山
 今年は雪融けや桜の開花も早くて、季節はいつもよりも早く進んでいるようです。
 これまでは7月に入ってから行われていた「サクランボ狩り」が、今年は6月下旬ごろから行われており、八剣山周辺の各果樹園の入口にはサクランボ狩りのノボリが風に揺れていました。
 八剣山地域を訪れた日曜日のお昼、果樹園にはご家族や友人と訪れた多くの人たちが、熟した甘い実を食べて楽しんでいました。
 7月下旬からは八剣山周辺でも最高気温が30度を超える日が続いており、顔を合わせる皆さん「暑いですね。」が最初の挨拶です。本日も雲が浮かぶ夏空の下は30度超です。
 この暑さにより果物や野菜は順調に生長していますが、例年よりも早く収獲している野菜や果物、中には熟しすぎとなってしまった果物もあるようです。
 収穫の秋に向け農家の皆さん、この炎天下の中でも作業に追われていました。
令和5年7月2日 令和5年8月2日
雪融けが進む里山と八剣山 新緑と石造倉庫と八剣山
 今年は3月・4月に全国的に気温の高い日が続いてサクラ前線の北上が例年になく早まり、札幌市では例年の5月1日よりも2週間以上早い4月15日に開花宣言が出されて、1953年以降最も早い開花となりました。
 八剣山周辺でも、ピンクの花びらが青空に映えるよう枝いっぱいに広がり、時々吹く風に花びらを散らしています。
 サクランボやリンゴの花も膨らんでおり、まもなく果樹園も白い花に覆われます。
 6月に入り八剣山は麓まで新緑の葉で覆われる季節を迎えており、その新緑の中からはエゾハルゼミの大合唱が聞こえてきます。
 八剣山の西側にある高島観光ファーム。パークゴルフ場の入口には、地域でも少なくなった札幌軟石の倉庫が残されており、今も車庫として使用されています。
 今年は例年になく季節の到来が早いようでサクランボの木には沢山の小さな実が着いており、6月中には収穫がはじまりそうです。
令和5年5月1日 令和5年6月1日
雪融けが進む里山と八剣山 剪定が進む果樹園と八剣山
 2月26日の降雪で156センチに達した積雪も、その後は気温が高めに推移したことから、3日後の今月1日には120センチと36センチも減少し雪融けが進みました。
 八剣山の麓を流れる豊平川は川面に張っていた氷もとけて水の流れが戻ってきており、その音が木々の間を抜けて聞こえます。
 周辺の果樹園ではサクランボやリンゴなどの剪定に忙しい日々が続いています。
 2月は1.5メートルを超えるほどの積雪に埋もれていた八剣山周辺の農地も、4月に入った今では、畑の一部に残るのみです。
 昨年12月から行われているリンゴやサクランボ、プルーンなどの木の枝の剪定作業も大詰めを迎えており、剪定を終えた木の下には切り落とされた枝が散らばっています。
 今年は3月の気温が高かったことから例年になくサクラ前線の北上が早まっているため果樹の花が咲くのも早まりそうな気配です。
令和5年3月2日 令和5年4月2日
新年の神社と八剣山 雪のサクランボ園と八剣山
 新しい年を迎えました。皆さんお元気で、そしてご自身やご家族、友人の幸せを願って2023年を迎えたことと思います。
 八剣山の麓は昨年に比べ積雪が90センチ近くと、昨年の2倍ほどに達しています。
 新年を迎えた上砥山神社では階段入口からお社までの通路はきれいに除雪がされており両側に「天照大神」のノボリと提灯、鳥居にしめ縄が掛けられていました。
 皆様にとり、幸多い1年となりますように
 白い雪の世界にたたずむ八剣山。ときどきシジュウカラやヒヨドリの鳴き声が聞こえる以外に音のない静かな時間がゆっくりと過ぎていきます。
 ふもとのサクランボ園では雨よけハウスのビニールが巻き上げられ、中のサクランボの木には綿帽子のように雪が乗っていました。
 まもなくすると木の枝の剪定作業が本格的にはじまり、切り落とされた枝が木の根元を覆うようになります。
令和5年1月2日 令和5年2月1日
晩秋の景観と八剣山 雪の藻岩ダムと八剣山
 前日夕方から降りはじめた雪が今シーズンの初積雪となり、今日のお昼頃には10センチほど積もっています。前年に比べると1週間ほど遅れているようです。
 藻岩ダムのそばを通ると右側通路から勢いよく水を吹き出していたほか、八剣山が薄い雪のベールに覆われて霞んで見えます。
 八剣山周辺の農家では今年の農作業に伴うあと片付けも終了し、地域ではゆっくりと、そして静かに時間が流れていました。
 前日夕方から降りはじめた雪が今シーズンの初積雪となり、今日のお昼頃には10センチほど積もっています。前年に比べると1週間ほど遅れているようです。
 藻岩ダムのそばを通ると右側通路から勢いよく水を吹き出していたほか、八剣山が薄い雪のベールに覆われて霞んで見えます。
 八剣山周辺の農家では今年の農作業に伴うあと片付けも終了し、地域ではゆっくりと、そして静かに時間が流れていました。
令和4年11月2日 令和4年12月1日
澄み切った秋の空と八剣山 稲刈り終了の田と八剣山
 9月に入り、澄み切った青空にはうっすらと白い雲がたなびいています。八剣山の麓吹く涼しい風に、季節が秋に変わりはじめていることが感じられる今日この頃です。
 周辺をとおる道路脇には、プラムやモモ、プルーンなど秋の果物の販売を案内するノボリが、風にはためいていました。
 明日から10月下旬まで八剣山地域の農家が集まって「八剣山あおぞら市」が開催されます。ぜひ足を運んでみてください。
 今年の秋は例年になく暖かい日が続いており、八剣山を望む簾舞の田んぼでは9月中に稲刈りが終了し、爽やかな秋空の下ではトラクターによる後片付けが行われていました。
 八剣山のふもとの果樹園でも、プルーンやブドウ狩りを案内するノボリが入り口で風にはためき、休日だけではなく平日にも多くの人が来場し果物狩りを楽しんでいます。
 明日は雨の予報が出ており、この雨を境に本格的な秋が訪れそうです。
令和4年9月2日 令和4年10月2日
鈴なりの赤い実と八剣山 出穂した稲田と八剣山
 八剣山のふもとの果樹園では、6月下旬に始まったイチゴ狩りやハスカップ狩りに続き7月にはサクランボ狩りがはじまります。
 八剣山南側に位置する西本果樹園を訪れると、サクランボの木には真っ赤に色づいた実が緑色の葉を押しのけるように、鈴なりになりながら顔を出していました。
 明日の土曜日からサクランボ狩りを始める果樹園もあり、しばらくは来場者への対応で忙しい日々が続きそうです。
 7月下旬の八剣山のふもとの果樹園では、気温が高く蒸し暑い日が続く中でも家族連れが来園して、日差しが遮られる木の葉の下で終盤にさしかかり残り少なくなった完熟したサクランボ狩りを楽しんでいました。
 八剣山のふもとで唯一残っている上山農園の稲田は、気温が高く蒸し暑い日々が続いたため多くの稲から穂が顔を出していました。
 農家の皆さん、これから収穫の秋に向けた作業に忙しい日々が続いていきます。
令和4年7月1日 令和4年8月1日
里山に到着した春と八剣山 膨らみはじめた実と八剣山
 この季節、八剣山の里山はあちこちがピンクの花に彩られます。今年は2月下旬に積雪が1.5メートルを超えましたが気温が高く、例年よりも早く4月下旬には桜の花が開花し春の訪れを確認することができました。
 ふもとの果樹園では、雪の中でも行われていたサクランボやリンゴ、プルーンなどの果樹の剪定作業も終了し、果樹の下には落とした枝が小山のように集められていました。
 まもなく真っ白な果物の花が咲きはじめます。
 5月上旬には一面が白や薄いピンクの花に覆われていた果樹園も、今は日ごとに大きくなる緑の葉に覆われはじめています。
 その葉を押しのけるように膨らみはじめたサクランボやプルーン、リンゴなどの小さな果物の実が、数多く顔をのぞかせています。
 6月下旬にサクランボが収穫の季節を迎え8月中旬からはプルーンが、9月中旬からはリンゴというように、たくさんの果物が収穫の季節を迎えていきます。
令和4年5月2日 令和4年6月4日
林とログハウスと八剣山 春を待つ果樹園と八剣山
 3月に入り雲の間から顔を出した太陽の日差しにも、少しずつ力強さが戻ってきたように感じられる今日この頃です。
 2月は上旬と下旬に豪雪に見舞われて、下旬の豪雪では強風による吹きだまりも加わったことで新雪が1メートル超えの場所もあったようです。
 雑木林の向こうに見えるログハウスでは軒下に堆積した雪と屋根の雪が一体となって、屋根には落ちきらない雪が残っていたほか、物置の屋根にも巨大な雪の塊が乗っていました。
 2月下旬には1.5メートルを超えていた積雪も4月に入り60センチ台に減少しました。昨年の同日が20センチに満たなかったことから、今年の積雪がいかに多いかがわかります。
 しかし雪面は固く締まっており、どこを歩いても足が埋まらず、青空のもと砥山ふれあい果樹園では、サクランボやリンゴなどの果樹の剪定作業が行われています。雪面には切りおとされた枝や幹が積み上げられていました
。  数日は気温が高くて雪解けが進みそうです。
令和4年3月4日 令和4年4月2日
新しい年と降雪と八剣山 雪中のブドウ畑と八剣山
 曇り空ながら風もなく、穏やかな2022年の新年を迎えました。が、お昼前に降り出した雪が、静かに、そして強く降り出しました。
 雪が降り出す前は積雪が30センチほどと例年より少ない状況が、一挙に例年並みの50センほどに達してしまいました。
 ここ2年ほどは、新型コロナの世界的な蔓延で、八剣山発見隊の行事はほとんど開催できない状況が続いていますが、今年こそは再会できることを願っているところです。
 澄み切った青空を背景に、ふもとの雪に陽光が反射して眩しい光の中に、八剣山が浮き上がっているように感じられます。
 1月は例年になく雪が降り続いた日も多くて、それに伴ってしばらくぶりで2月はじめの積雪が1メートルを超えたところです。そのため道路の両側は雪の高い壁がずっと続いています。
 八剣山ワイナリーのブドウ畑も、1メートルを超える積雪に通路が埋まったため、トラクターで通路を付ける作業が行われていました。
令和4年1月2日 令和4年2月1日
日ごとに深まる秋と八剣山 師走を迎えた里山と八剣山
 日ごとに秋が深まっており、八剣山も山頂からふもとに向かって葉を落とした木々が増えてきており、山肌は赤や黄色から冬の色に少しずつ変化してきています。
 今年は例年に比べ気温の高い日が続き、初雪もまだ降っていません。これから10日ほどは最高気温は10度から15度、最低気温もプラスとの予報。いつもより少し長い秋が楽しめそうです。
 果樹園ではリンゴの収穫も終了して、農園内の後片付けが行われていました。
 しばらくぶりの青空が八剣山のバックに広がっています。暖かな日差しが葉の落ちた木々の枝を通して差し込み、一時は30センチほど積もっていた雪も日差しを浴びて5センチほどです。
 里山に点在している農家は今年の作業を終えて体を休める季節ですが、一部の果樹園では来年に向けた果樹の剪定作業が行われていました。
 明日は北海道に低気圧が近づいて大荒れの天候となる予報が出ており、この低気圧が通りすぎたあと、本格的に雪の日が続きそうです。
令和3年11月1日 令和3年11月30日
秋の気配漂う青空と八剣山 色づいたリンゴと八剣山
 7月に入り八剣山もすっかり緑の葉で覆われ、緑の塊の中から山頂部分の岩場が、空に向かって突き出しています。
 ふもとの果樹園では、熟して真っ赤になった鈴なりのサクランボが緑の葉を押しのけるよう顔をのぞかせており、多くの果樹園ではこの週末からサクランボ狩りの開催を予定しています。
 高島観光ファームでは多くの来場者が真っ赤に熟したサクランボを気にしながらパークゴルフを楽しんでいました。
 10月となり、ふもとの果樹園は収穫の季節を迎えています。ここ西本果樹園でもリンゴの木は数多くの実がついて、真っ赤や薄赤、黄色などに色づいてきており、早く熟する品種の津軽などは収穫が行われ、選果場は集められたリンゴの香りの中で忙しく選別作業が行われています。
 倉庫奥には選別されたリンゴやナシ、遅く収穫されたモモがコンテナに仕分けされ、入り口にはパックに詰めたクリが販売されていました。
 雪虫が澄んだ空気の中を飛び回っています。
令和3年9月2日 令和3年10月1日
熟した果物の宝石と八剣山 涼しげに流れる川と八剣山
 7月に入り八剣山もすっかり緑の葉で覆われ、緑の塊の中から山頂部分の岩場が、空に向かって突き出しています。
 ふもとの果樹園では、熟して真っ赤になった鈴なりのサクランボが緑の葉を押しのけるよう顔をのぞかせており、多くの果樹園ではこの週末からサクランボ狩りの開催を予定しています。
 高島観光ファームでは多くの来場者が真っ赤に熟したサクランボを気にしながらパークゴルフを楽しんでいました。
 7月6日頃にまとまった雨が降って以降ずっと晴天が続き、雨はほとんど降っていません。下旬からは最高気温も30度を超える日が続きます。
 雨が降らないため、八剣山周辺の農地は多くが日照り状態です。一部の農作物や果樹には干ばつにより枯れる被害が出てきているようです。今はまとまった雨が早く降るように願っています。
 そのような中でも、豊平川はいつもと変わらず静かにそしてゆっくりと流れており、川岸に立つと川面を通る風に涼しさが感じられます。

令和3年7月1日 令和3年8月2日
雪の藻岩ダムと八剣山 新緑が萌える季節と八剣山
 札幌での開花宣言から数日遅れて、例年よりも早い4月下旬に咲きはじめた八剣山周辺の桜は、いま満開の時を迎えています。
 この季節には小金湯温泉から八剣山トンネルに向けて車を走らせると、道路の沿って各所に植えられた桜がピンク色に彩られ、青空にそびえ立つ八剣山との雄大な景観が、複数回にわたって感動を与えてくれます。
 小高い丘の上からメープルシロップのかかったソフトクリームを食べながらの眺望です。
 6月に入りました。季節は遅れながらも進んでいるようで、八剣山全体が新緑の若葉で覆われ、そこからはエゾハルゼミの大合唱が聞こえます。
 八剣山周辺の農園では、サクランボやリンゴの実が少しずつ生長しているほか、農家の皆さんが植えた野菜の草取りや、イチゴやブルーベリー畑などの整理に忙しく動き回っています。
 しかし、今朝も道内の一部では氷点下となった地域があるなど、朝の寒さに要警戒の日が続いているところです。
令和3年5月4日 令和3年6月1日
雪の藻岩ダムと八剣山 増水した豊平川と八剣山
 ここのところ凍えるほど寒い日と、少し動くと額に汗をかくほど暖かい日が繰り返しています。その中で八剣山周辺の果樹園は、深い雪の中でも果樹の剪定が少しずつおこなわれていました。
 今日から3月に入りました。これからは暖かい日が増え、積雪も日ごとに減少していきます。
 八剣山の麓にある藻岩ダムは、まだ白い雪に覆われていますが、ダムの右側の導水管からは貯水されている水が勢いよく噴出し、その水が下流に向かって流れを作っていました。
 暖かい日差しが降り注いでいる八剣山。3月のはじめは1メートルを超える積雪の中でしたが、気温が高くて転向が良い日が続いたため、日当たりの悪い雑木林や建物の日陰、除雪した雪を積み上げた箇所を除き、積雪はほぼ無くなりました。
 八剣山のふもとを流れる豊平川は、雪解け水を集めて川幅を広げ、大量の水が大きな岩を水中に沈めて、轟音を上げながら流れていきます。
 ふもとの果樹園では、この暖かい日差しの中でリンゴなど果樹のせん定が行われています。
令和3年3月1日 令和3年4月1日
新春の青空と八剣山 雪深い果樹園と八剣山
 新しい年を迎えた元日、曇った空からは小さな雪が静かに降り、葉を落とした木々の枝に降り積もっていきます。
 今日は朝から晴れわたり、上空には濃い青色の空が広がっており、陽光が降り積もった雪に反射して目が開けられないほどのまぶしさです。
 新しい年を皆さんそれぞれにいろいろな思いを持って迎えたことと思います。今年も「八剣山発見隊」の活動にご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 数日にわたり続いた雪もやみ、しばらくぶりですがすがしいほどの青空が広がりました。しかし風が強く吹いているためか、ちぎれた雲が足早に青いキャンパスの上を通り過ぎていきます。
 八剣山のふもとの西本果樹園では、リンゴの木が80センチほどの積雪に覆われ、白い雪原には細い枝をたくさん着けた木々が青い影を落としているほか、園内を見回る足跡が伸びていました。
 まもなくすると剪定作業がはじまり、木の根元にはたくさんの枝が切り落とされます。
令和3年1月3日 令和3年2月1日
葉が落ちた木々と八剣山 陽光に白く輝く八剣山
 青空のところどころに白い雲がたなびき、夏に比べ弱々しくなった陽光が降り注ぐ八剣山。
 先日までは山が赤や黄色に色づいた葉を全身にまとっていましたが、今では一部中腹に残すのみとなってしまいました。

 いつもは10月下旬になると降りだす初雪も、例年よりも気温の高い日が続いているためか、八剣山のふもとまでは到着していません。

 天気予報では4日に、今シーズンはじめて雪だるまのマークが現れました。
 昨日の夜に降りはじめた雪が朝になっても降り止まず、ときどき勢いよく降る雪で八剣山もかすんで見えます。積雪は15センチほどに達して、道路には先ほど通った車のわだちが2本並んで遠ざかっていきます。
 昼頃、雪が小降りになったと思ったら見る間に青空が広がって、顔を出した太陽の光が八剣山に降り積もった雪を白く輝かせています。
 今年も残すところ1ヶ月となりましたがコロナが勢いをつけています。皆様ご自愛ください。
令和2年11月3日 令和2年12月1日
色づいたブドウと八剣山 収穫近いリンゴと八剣山
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 9月に入り八剣山のふもとの果樹園から、果物の収穫の便りが届きはじめており、果樹園の入口には、プルーンやモモなどの果物の名前を書いたのぼりが風にはためいています。
 今年は新型コロナウイルスが流行して皆さん遠出を控えているためか、果樹園に癒しを求めて多くの人が八剣山にも訪ねてきています。

 八剣山ワイナリーのレストランからは、黒く色づいたブドウと雄大な八剣山を望めるため、たくさんの人が訪れています。
 10月に入り、八剣山周辺の果樹園では収穫の季節を迎えています。
 ここ西本果樹園でもリンゴの収穫がはじまり、木の枝にはたわわに実ったリンゴが真っ赤、薄い赤、黄、黄緑色に色づき熟しはじめています。
 今年の八剣山周辺は新型コロナの影響でお祭りや直売市がのきなみ中止となっていますが、休日には遠出をあきらめたご家族や友人どおしによる来場者が多く、中には例年の数倍にも達している果樹園もあるようです。
令和2年9月3日 令和2年10月1日
紅いサクランボと八剣山 鈴なりのプラムと八剣山
 八剣山の周辺では5日ほど降り続いた雨が止みしばらくぶりで青空が広がりはじめました。
 ここ西本果樹園では黄色から紅色に染まりはじめたサクランボの実が目立ちはじめました。あと数日もすると八剣山の周辺でもサクランボ狩りをはじめる果樹園が出てきそうです。
 しかし今年は新型コロナウイルスの影響により観光バスを利用したサクランボ狩りの来場者が、例年に比べかなり減少しそうな状況です。
 8月を迎え八剣山の麓の果樹園では、イチゴやサクランボに続きプラムの収穫がまもなくはじまるところです。
 ここ八剣山果樹園でも木の枝に鈴なりになっているプラムが緑色から黄色や赤へと色を変化させており、まもなく収穫がはじまります。
 今年は新型コロナウイルスにより、八剣山周辺の果樹園も影響を受け、バスでの団体客が激減し替わって個人や家族で訪れる人が増えたことで、例年以上に忙しいところもあるようです。
令和2年6月30日 令和2年8月3日
咲きはじめた桜と八剣山 花咲くリンゴと八剣山
 春がすみが漂い、八剣山には薄い霞のベールがかかったように霞んで見えます。
 札幌市内の桜は満開を迎えていますが、八剣山周辺は多くが花芽を膨らませピンクに染まりはじめているところです。
 八剣山を望むテントウムシの家そばの3本の桜は、1本が花芽を膨らませて、1本が数輪の花を咲かせ、1本が満開ほどの花を咲かせています。
 新型コロナが世界中に広まる中、早く安心して花を楽しむ時期が戻ってくるよう願っています。
 この季節の八剣山の麓はサクランボ、プルーンやモモなどの果物の花で白く彩られます。今年は5月に入って気温が氷点下まで下がるなどの寒い日が続いたことから開花が少し遅れているようで、果樹園はリンゴの花が枝一杯咲いて淡いピンク色に染められていました。
 しばらくぶりで好天に恵まれたこの日、農家の皆さんは園内の草刈りや園内の柵の修理などに追われていました。開花した花の状況から、今年のサクランボは豊作が見込まれるとのことです。
令和2年5月3日 令和2年5月28日
春に向かう時と八剣山 剪定進む果樹園と八剣山
 今年の冬は、例年より雪が少ない状況が続いていましたが、2月下旬からの降雪で昨年とほぼ同じ70センチほどの積雪になっています。
 街中では、新型コロナウイルスが話題になっており人通りが減っているとのことですが、八剣山のふもとではいつもと変わりなく、静かにそしてゆっくりと時間が通り過ぎていきます。
 でも、日ごとに昼間の気温が高くなるためか、雪が湿り気を帯びて重くなり、着実に春に向かい季節が進んでいることが感じられます。
 春分を過ぎた頃から暖かい日が続いたことから札幌市内は積雪が無くなりました。しかし小金湯の観測所付近は30センチほどの積雪が観測されています。
 八剣山のふもとの果樹園では、今が果樹剪定の真っ盛りで、農家の皆さんが脚立に登って今年も品質の良い果物が収穫できるよう、木の枝の張り具合などを確認しながら、剪定ハサミやノコギリを使って枝を切り落としており、木の下には小枝が散乱していました。
令和2年3月2日 令和2年3月29日
新春を迎えた鳥居と八剣山 春を待つ二見桜と八剣山
 令和として初めての新年を迎えました。
 皆さんご家族と希望を持って新しい年を迎えられたことと思います。
 今年は雪の少ないお正月を迎えており、八剣山のふもとでも現在の積雪は20センチほどと、昨年の3分の1ほどしかありません。
 八剣山を正面からめる上砥山~社では、階段下登り口の両側には天照大御神の幟と大きな提灯が飾られ、鳥居にはしめ縄が張られていました。

 新しい年が、幸多き年でありますように!!
 1年中で積雪と寒さが一番厳しくなるこの季節、今年は積雪が昨年の半分にも達しない40センチほどしかなく、いつもなら豊平川の流れを遮る氷も川の中にはほとんど見られません。
 八剣山トンネルを通り小金湯温泉に通じる道路は乾いた状態、八剣山の静けさを破るように通過する車両もスピードを出して通り過ぎます。
 旧定山渓鉄道滝の沢駅跡に残る「二見桜」は、まだ冬の眠りの中ですが、この状態が続くと今年はいつもの年よりも早く目覚めそうです。
令和2年1月3日 令和2年2月1日
落葉した河畔林と八剣山 師走に降る雨と八剣山
 薄いベールを通して日ざしが地表に降り注いでいます。空気がひんやりと感じられる中、日ざしの当たる場所はほんのり暖かみが感じられます。
 例年10月下旬には降る初雪も、今年はいつもよりは暖かい日が続いているため少し遅れているようで、天気予報では例年より10日ほど遅れるようです。
 豊平川の河畔林も今年は葉が落ちるのが遅れたようで、やっと木々を通した八剣山の雄姿が望めるようになりました。
 5月に年号が変わった令和元年も、残すところ30日ほど。11月中頃に降った雪も、このところの暖かさで日陰に一部残るだけです。
 そこから望む八剣山には細かく冷たい雨が降り山からわき出すように雲がたなびいています。
 八剣山ワイナリーのブドウ畑ではすっかり冬の準備が整い、ブドウの枝も剪定されてしっかりと支柱に固定されています。  畑の一角では来年4月のプレオープンに向けて展望レストランの建設工事がはじまりました。
令和元年11月4日 令和元年12月1日
鈴なりサクランボと八剣山 出穂した稲穂と八剣山
 5月から6月にかけて雨の降らない時期が続いて気温も高かったことから、サクランボは例年になく早く赤くなっています。
 八剣山果樹園でも、サクランボの木には沢山の赤い実が鈴なりになって着いており、平日の曇り空で少し肌寒いにも関わらず、熟して甘くなったサクランボを味わおうと、多くの皆さんが訪れていました。
 八剣山周辺の果樹園では「サクランボ狩り」を7月下旬頃まで楽しめそうです。
 7月のはじめから晴れの日が多く、ここ2週間ほどは最高気温が30度超え、最低気温も20度を下回らない日が続いています。
 この晴れて暑い日が続く天気に、八剣山周辺で栽培されている野菜や果物の生長も、例年よりは早いように感じられます。
 ここ簾舞の田んぼでも、稲の苗が生長してその多くにはたくさんの穂が出てきており、中には稲の花が咲いている穂も見受けられます。
 今から豊作の秋が待ち遠しく感じられます。
令和元年7月4日 令和元年8月4日
頭を垂れた稲穂と八剣山 色づく木の葉と八剣山
 今年は天候が良くて気温も高い日が続いたことから、一部で日照りの影響を受け生育が悪かった野菜も見受けられたようですが、それ以外の果物や野菜は、例年より1週間ほど早く収穫の季節を迎えているようです。
 ここ八剣山を望む上山農園の田んぼでは、8月はじめに出穂した稲穂の茎が例年よりも多く出ているようで生長して重くなった穂により先端部が垂れ下がっています。
 まもなく刈り入れの季節を迎えます。
 木々の木の葉が深い緑色から薄い緑色に変わり、そこから黄色くなって赤色や茶色に変わりはじめています。木の葉の色の変化に、日ごとに秋が深まりが感じられる今日この頃です。
 西側登山口から望む八剣山も様々な色に覆われており、その色を薄くて白い空気のベールが包み込んでいます。
 八剣山周辺の農家の皆さんは野菜や果物の収穫そして来年の農作業に向けた準備に忙しい日々を送っています。
令和元年9月1日 令和元年10月3日
鈴なりサクランボと八剣山 出穂した稲穂と八剣山
 5月から6月にかけて雨の降らない時期が続いて気温も高かったことから、サクランボは例年になく早く赤くなっています。
 八剣山果樹園でも、サクランボの木には沢山の赤い実が鈴なりになって着いており、平日の曇り空で少し肌寒いにも関わらず、熟して甘くなったサクランボを味わおうと、多くの皆さんが訪れていました。
 八剣山周辺の果樹園では「サクランボ狩り」を7月下旬頃まで楽しめそうです。
 7月のはじめから晴れの日が多く、ここ2週間ほどは最高気温が30度超え、最低気温も20度を下回らない日が続いています。
 この晴れて暑い日が続く天気に、八剣山周辺で栽培されている野菜や果物の生長も、例年よりは早いように感じられます。
 ここ簾舞の田んぼでも、稲の苗が生長してその多くにはたくさんの穂が出てきており、中には稲の花が咲いている穂も見受けられます。
 今から豊作の秋が待ち遠しく感じられます。
令和元年7月4日 令和元年8月4日
五分咲きの二美桜と八剣山 小さな果実と八剣山
 青空には、雪融けによる水蒸気の薄いベールが掛かったように霞み、そのベールを通して太陽の日ざしとほんのりとした暖かさが感じられます。
 昨年のこの時期は1メートルを超える雪に覆われていましたが、今年は降雪量も少なくて60センチほどの積雪と、昨年の半分ほどです。
 八剣山の麓は豊平川の氷も溶けて緩やかな流れが戻ってきたほか鳴きながら木々の間を飛び回る小鳥も増えてきており、暖かい日ざしの中で木々も春の訪れを待っているように感じられます。
 5月中旬にはリンゴ、サクランボ、ナシなどの花が満開となり、八剣山のふもとの果樹園は白い花に覆われており、まだ生えそろわない木々の葉を圧倒していたところですが、6月も半ばに近づく今頃になると、一面が新緑に覆われています。
 その新緑の葉をかき分けるように小さな果実が顔を出しており、砥山ふれあい果樹園のリンゴの木も、たくさんの小さな実が枝に着いています。これらは収穫までにはほとんどが摘果されます。
令和元年5月3日 令和元年6月8日
春を待つ木々と八剣山 春近いプルーン園と八剣山
 青空には、雪融けによる水蒸気の薄いベールが掛かったように霞み、そのベールを通して太陽の日ざしとほんのりとした暖かさが感じられます。
 昨年のこの時期は1メートルを超える雪に覆われていましたが、今年は降雪量も少なくて60センチほどの積雪と、昨年の半分ほどです。
 八剣山の麓は豊平川の氷も溶けて緩やかな流れが戻ってきたほか鳴きながら木々の間を飛び回る小鳥も増えてきており、暖かい日ざしの中で木々も春の訪れを待っているように感じられます。
 日なたの雪が無くなったと思ったら、翌朝にはまた一面の銀世界に戻っているなど、冬と春とが季節の綱引きをしている今日この頃です。しかし日中には朝方の雪も融けて、背中に当たる日光が暖かく感じられるようになりました。
 ここ砥山ふれあい果樹園のプルーン園では雪の時期にも行われていた木の枝の剪定がほぼ終了、切り落とされた枝が集められています。
 まもなく時代は「平成から令和」へ変わりますが、ここには「自然」の時間が流れています。
平成31年3月5日 平成31年4月3日
新春の藻岩ダムと八剣山 緩やかな水の流れと八剣山
 新しい年を迎えました。
 平成最後のお正月を、皆さんご家族とゆっくり迎えられたことと思います。  ここ八剣山のふもとでは、昨夜から今朝までに5センチほどの積雪があり、積雪深が60センチほどに達しています。
 藻岩ダムからはゆっくりと豊平川の流れが続きその向こうに望む八剣山は、薄くて白いベールに覆われるとともに静かで肌にピリっと感じられる新春の空気の中に佇んでいます。
 細かい雪が降ったりしながらも薄い雲を通して太陽が顔を出すと暖かみを感じるなど、八剣山の麓にも春に向けての準備が進んでいます。
 雑木林や川岸の雪面にはエゾジカがあちこちに向かって歩いた足跡が残されているほか、3〜4羽の真っ黒なカワガラスが豊平川の緩やかに流れる水面を飛び回っています。
 チョロチョロと流れる水音と雑木林を飛び回る小鳥のさえずりを遮るように、ときどきエゾジカの鳴き声が聞こえてきました。
平成31年1月5日 平成31年2月5日
収穫間近のリンゴと八剣山 雪に覆われた田と八剣山
 久しぶりに青空が広がって、太陽の光が眩しいほどに差しており、気温も12度ほどまで上昇し吹く風がすがすがしく感じられる一日です。
 ここ八剣山のふもとに位置する西本果樹園ではほとんどの果物の収穫は終了しており、あと数本残っている真っ赤なリンゴを、パートの皆さんが収穫しているところでした。
 今年は例年より雪の便りが遅くなっていますが標高が少し高い山並みは雪で白く輝いています。
 まもなく八剣山にも雪の便りが到着します。
 今年は例年になく初雪が遅く、八剣山周辺でもひと月ほど遅い11月下旬になりました。
 12月に入った今日も日ざしが暖かく、11月末に降った雪が減少しており、八剣山を望める簾舞の田んぼも稲の切株が雪から顔を出しています。
 八剣山のふもとの果樹園では最後まで残っていたリンゴの収穫も終了し、注文を受けたリンゴの出荷や販売が行われていたほか、冬場に行われるサクランボやリンゴなどの果樹のせん定に向けた準備が進められていました。
平成30年11月2日 平成30年12月2日
台風と赤いリンゴと八剣山 色づいた桜の葉と八剣山
 4日から5日にかけて、台風21号が日本海を北上しながら各地に大災害をもたらしました。
 札幌でも夜半には雨を伴う風が最大に達して、翌朝は各地で倒木が道路を塞いだり畑のビニールハウスが倒壊する被害が発生したところです。
 ここ八剣山周辺でも、前日までに台風に備えて熟したリンゴの収穫作業を急いでいる果樹園もありましたが、強い風が吹いた割りには落ちた果実は少なく、木々には赤く色づいたリンゴが緩やかに吹く風に揺れています。
 朝晩の気温が肌寒く感じられるようになって、晴れた日の日中でも上着が必要と感じるようになりました。
 小金湯温泉の入口にあるさくらの森公園では、植えてから3年ほどの桜の葉が赤く色づきはじめているほか、公園から望む八剣山の山肌にも緑色の葉の所どころに黄色や赤に色づいた葉を見かけるようになってきました。
 芝生の中を散策していると雪虫が飛んでおり、八剣山にもまもなく雪の季節が到来します。
平成30年9月6日 平成30年10月5日
生育する稲穂と八剣山 農産物季節販売会と八剣山
 7月に入っても、6月から続く太陽があまりを出さない天候不順な日々が続いています。
 農作物の生育も影響が出て、昨年は6月末には行われていたサクランボ狩りも、実が赤くなってきても甘みは十分ではなく、昨年より1週間ほど遅れるようです。
 八剣山の麓の上山農園にある田んぼも5月下旬に植えた稲穂も生長が遅れ気味のため、八剣山の姿 が水面に写り込んでいます。その水の中ではオタマジャクシが元気に泳いでいました。
 7月下旬頃から続く夏らしい暑さも一段落したような涼しさの中で、八剣山のふもとの豊滝除雪ステーションの駐車場では「農産物季節販売会」が、地元の簾舞まちづくり協議会と2つの農業団体の主催により行われていました。
 販売会では、地元で生産されているキャベツやナス、キュウリ、トマトなどの野菜類やプラムやブルーベリー、モモなどの果物のほか、ジャムやシロップ、ビーツの加工品などを生産者が来場者と言葉を交わしながら販売していました。
平成30年7月2日 平成30年8月5日
満開の桜と新緑と八剣山 初夏のサクランボと八剣山
 今年は例年よりも1週間ほど季節が早く過ぎているように感じられます。
 4月下旬には早くも咲きはじめた八剣山の桜、5月に入った今、ピンクの花びらが枝を覆い隠すように満開の時を迎えています。
 また周辺に生えている白樺の木の枝には黄緑色の若葉で彩られているほか、北こぶしの白い花が八剣山のふもとから山頂をめざして、ゆっくりと登りはじめました。
 八剣山はいま、様々な色に囲まれています。
 季節は木々の葉が濃い緑色で八剣山のふもとを包む初夏を迎えています。
 例年よりも早く咲きはじめたサクランボの花は今では大小たくさんの緑色の実を木の枝に着け、日ごとにその実が生長しています。
 八剣山のふもとの果樹園では、病害虫の防除に向けた消毒作業やハウスの天井にビニールを張る作業がエゾ春ゼミの鳴く中で進められています。
 真っ赤に熟し甘くなったサクランボを味わえる季節まで、あとひと月ほどです。
平成30年5月1日 平成30年6月2日
春近し流れる川と八剣山 雪融けの里山と八剣山
 3月になり、日ざしに少しずつ強さが感じられるようになりました。一時は1.5メートルほどあった積雪も5日間で30センチほと減少し固く締まっており、雪の上を歩くのにスノーシューが必要ないほどです。
 八剣山の南を流れ豊平川をの流れをせき止めている藻岩ダムには、雪解けによる水が流れ込み、ダムの下からは勢いよく水が噴き出しています。
 川沿いに生えているネコヤナギの枝の白い綿毛を付けた芽に、春が近いことが感じられます。
 3月はじめに140センチほどあった積雪も、4月に入って30センチほどに減少してきており日の当たる箇所ではすっかり雪が融けてしまったところも日ごとに増えてきています。
 八剣山の岩場に張り付くようになっていた雪も日が当たる南側は融け、白い部分が日ごとに減少しています。
 ふもとの農園では畑の雪が融けて黒い土が顔を出しはじめたほか、果樹園の木々の根元では剪定された枝が雪の中から顔を出しています。
平成30年3月6日 平成30年4月4日
鳥居としめ縄と八剣山 凍結した豊平川と八剣山
 静かに雪が降り続き、ときどき木々の間を飛びまわる鳥の鳴き声が聞こえるだけの静かな新年を迎えています。正月の3ヶ日は雪が降りつもり、積雪が60センチを越えているところです。
 1月12日〜15日及び20日と21日の6日間、八剣山の麓では「雪三舞(ゆきざくまい)」という冬を楽しむイベントが開催されます。
 チューブすべりやスノーラフティング、犬ぞりや乗馬体験、スノーシューツアーなど、冬ならではの雪にまみれた様々な体験が待っています。
 今年の八剣山周辺地域は雪の少ない冬を迎えており、場所によっては積雪深が例年の半分ほどのところもあるようです。
 1月下旬頃から毎日のように最低気温が氷点下15度を下回る日が続いており、八剣山のふもとを流れる豊平川も寒さにより凍りついています。しかし流れの強い箇所は凍らず水が流れておりそれが岩に当たって白く泡立っていました。
 周辺の果樹園では、この寒い中でリンゴやサクランボの剪定が行われていました。
平成30年1月4日 平成30年2月3日
迫り来る冬と八剣山 小枝の向こうに望む八剣山
 ドンヨリと曇っている空からは、風に流された雨つぶが吹き付けられてきており、その中には雨にまじった雪も見うけられるなど、肌寒さが一層増して感じられる今日この頃です。
 八剣山よりも遠くにあって高さのある山々には吹き付けられた雪が山肌に白く張り付いており、それが八剣山山頂をひときわ目立たせています。
 この季節の八剣山周辺では畑の作業はほぼ終了していましたが、果樹園では取り忘れたリンゴの収穫がこの寒さ中で行われていました。
 12月に入り気温が氷点下10度を下回ったことから空気が澄みきっており、晴れわたりった空に雪で白く化粧した八剣山がすっきりと望めます。また、冬になってすっかり木々の葉が落ちたことから、この季節でなければ望めない眺望が木の枝の向こうに広がっています。
 八剣山のふもとの農家では、多くが冬の休みに入っていますが、一部果樹園ではこの晴れわたる青空の下でサクランボやリンゴの木の枝の剪定が行われていました。
平成29年11月4日 平成29年12月9日
訪れた秋の味覚と八剣山 色づき始めた木々と八剣山
 朝晩の気温がすっかり肌寒く感じられるようになりました。いよいよ収穫の秋が八剣山のふもとに到着しました。
 ここ砥山ふれあい果樹園のリンゴ畑では、真っ赤に色づいたあかねという品種のリンゴが、薄くなりはじめた葉の緑と澄み切ったように高く感じられる青空に映えています。
 パープルアイという大玉の品種のプルーンは今が収穫の真っ最中で、4〜5個も食べるとそれだけで満腹感が感じられます。
 爽やかに晴れ上がった青空に浮かんだ雲が風に流されて足早に通り過ぎています。
 この天候に誘われたように、多くのグループが山頂をめざし登っていきますが、この時期の天候は目まぐるしく変わり、あっという間に雲に覆われたかと思ったら雨がパラついてきたり、時にはアラレが岩にはねる様子も見かけられます。
 山頂のツツジなどの木々は赤く色づいており、中腹の木々も緑色から黄色に色づきはじめておりまもなく八剣山周辺にも雪の便りが届きます。
平成29年9月10日 平成29年9月30日
赤く熟してきた実と八剣山 風に波うつ稲穂と八剣山
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 7月に入り、八剣山のふもとの果樹園にはイチゴ狩りに訪れる家族連れが目立ちはじめており、イチゴ畑の葉をかき分け、中から真っ赤に熟して甘くなったイチゴを収穫しています。
 また、サクランボの木の枝にはたくさんの実が着いて次々と黄色から赤に変わってきています。
 熟して赤色の濃さを増している実も見受けられ、まもなくサクランボも収穫の季節を迎えます。
 今年は天候が不順だったことから、果物の実の生長が例年より1週間ほど遅れているようです。
 陽射しが痛いように感じられる季節、八剣山周辺の果樹園はたくさんの来客が訪れたサクランボ狩りの季節を終えて、またいつもの静かな時間がゆっくりと流れています。
 畑や果樹園の園地などでは、太陽の光を浴びて日ごとに野菜や果物などが少しずつ生長しておりここ、八剣山を望む簾舞の田んぼでは、吹く風に波打っていた緑色のじゅうたんが稲の葉の間から穂が顔を出してきていることにより、黄色い色に変わってきています。
平成29年7月2日 平成29年8月6日
満開の桜と新緑と八剣山 雨に濡れる葉と八剣山
 ここ数日雨が降り続くとともに、低い気温の日が続いており、今朝も小粒の雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
 八剣山の麓にある果樹園では、白い花が咲いているリンゴの木が見られるほか、例年よりは少し小さく感じられる実も数多く見られます。
 雨のしずくが貯まった葉を通して見る八剣山の山頂付近は、うっすらと白いモヤがかかったように霞んでいます。  太陽光と暖かい気温が恋しい今日この頃です。
 ここ数日雨が降り続くとともに、低い気温の日が続いており、今朝も小粒の雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
 八剣山の麓にある果樹園では、白い花が咲いているリンゴの木が見られるほか、例年よりは少し小さく感じられる実も数多く見られます。
 雨のしずくが貯まった葉を通して見る八剣山の山頂付近は、うっすらと白いモヤがかかったように霞んでいます。  太陽光と暖かい気温が恋しい今日この頃です。
平成29年5月7日 平成29年6月11日
満開の桜と新緑と八剣山 雨に濡れる葉と八剣山
 ここ数日雨が降り続くとともに、低い気温の日が続いており、今朝も小粒の雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
 八剣山の麓にある果樹園では、白い花が咲いているリンゴの木が見られるほか、例年よりは少し小さく感じられる実も数多く見られます。
 雨のしずくが貯まった葉を通して見る八剣山の山頂付近は、うっすらと白いモヤがかかったように霞んでいます。  太陽光と暖かい気温が恋しい今日この頃です。
 ここ数日雨が降り続くとともに、低い気温の日が続いており、今朝も小粒の雨が降ったり止んだりを繰り返しています。
 八剣山の麓にある果樹園では、白い花が咲いているリンゴの木が見られるほか、例年よりは少し小さく感じられる実も数多く見られます。
 雨のしずくが貯まった葉を通して見る八剣山の山頂付近は、うっすらと白いモヤがかかったように霞んでいます。  太陽光と暖かい気温が恋しい今日この頃です。
平成29年5月7日 平成29年6月11日
春間近の藻岩ダムと八剣山 剪定された枝と八剣山
 3月に入り、日射しが日ごとに強く感じられるようになってきました。八剣山のふもとの積雪も昨年が150センチもあったのに対して、今年は80センチほどと半分近い状況です。
 八剣山の南側を流れる豊平川をせき止めている藻岩ダムも下流に向かい水の流れが続いており、静かな空気の中に小さな水音をたてています。
 川の両側に生えているネコヤナギは、真っ白な綿毛を枝一杯につけ、ここにも少しずつ春が近づ いていることが感じられる今日この頃です。
 4月に入りましたが、八剣山周辺の果樹園にはまだ大量の雪が残っています。でもここのところ晴れて気温の高い日が続いたことから、日ごとに積雪量が減少しており、いまは50センチ程までに減少してきています。
 ここ「アルシェ・フェルム」では、ハウスの中のサクランボの木の剪定作業がほぼ終わり、切り取られた枝は通路に沿って集められています。
 季節は移り変わり、いま果樹園を覆う雪の白さは5月中旬サクランボの花の白さに変わります。

平成29年3月2日 平成29年4月6日
初冬の日射しと八剣山 雪の豊平川と八剣山
 一日中ドンヨリとした雲が垂れ込め、時々雪が降る日が続いている初冬の八剣山、しばらくぶりで青い空が広がり、日射しがサクランボ畑に降り積もった雪に反射して眩しく感じられます。
 真っ青な空を流れる雲が、太陽を隠すたびに八剣山の中腹にその影が映り、その影はゆっくりと西から東に移動していきます。
 10センチほどの積雪の中、八剣山周辺の果樹園では果樹の剪定がはじまりました。来年4月までサクランボやリンゴなどの剪定作業が続きます。
 1年で一番寒い季節を迎えています。八剣山のふもとを流れる豊平川は以前は全面が凍りついて対岸にも歩いてわたることができましたが、ここ数年は気温が暖かくなったためか、静かな空間に川の流れる音や水面を飛び回るカワガラスの鳴き声が聞こえてきます。
 この季節の豊平川。川の中から顔を出している多くの岩には雪が積もり、また崖の途中から吹き出た地下水が凍りつくなど、この季節でなければ見られない不思議な光景が広がっています。
平成28年12月3日 平成29年2月4日
色づきはじめた秋と八剣山 雪とリンゴと八剣山
 ここ数日間は澄み切った青空にそびえるように見えていた八剣山。夏に比べると少しずつ緑色の衣装が色あせてきており、あちこちに黄色く色づいてきているのを見ることができます。
 八剣山の周辺の農家では今が収穫の真っ盛り。春から心を込めて育ててきた野菜や果物を丁寧に収穫して市場に出荷しているほかに、各地で開催される直売市などにおいて、消費者の皆さんと交流を深めながら販売しています。
 これからは日ごと秋の深まりを感じられます。
 昨日の夜に降った雪が、気温が低いため果樹園の木の下草に残っており、一面が真っ白く覆われています。
 八剣山の木々はこの寒さで多くの葉を落としたところですが、まだあちこちに黄色や茶色になった葉を着けて山を彩っています。
 今年のリンゴは色づきが遅れているため、あちこちの木には、赤く色づきはじめているリンゴが収穫されずに残されています。収穫が終わるまでには、もうしばらく時間がかかりそうです。
平成28年10月2日 平成28年11月4日
赤く色づくプラムと八剣山 垂れはじめた稲穂と八剣山
 8月に入った頃からは八剣山果樹園に数本あるプラムの木は、鈴なりになっている実が緑色から黄色、そして赤へと色づいてきており、その実が日ごとに熟して赤い色を濃くしています。
 午前中から眩しいほどに日射しが差して、肌が痛いほどに感じられるほか気温も正午に近づくにつれて急上昇しており、来場者も汗だくになって真っ赤になった実を収穫していました。
 八剣山は、いま「短い夏」を十分に満喫できる季節を迎えています。
 8月下旬に4つの台風が北海道を襲って、道内各地に大きな被害をもたらしました。
 八剣山周辺でも、強風により果樹が倒れたり、熟しはじめている果物の落下、ビニールハウスの飛散、倉庫の上部の倒壊などと、かなりの被害が発生しているところです。
 このような災害の中でも田んぼの稲穂は確実に生長しており、桜井農園の入口にある田んぼでは一部は倒伏していますが、稲穂が黄金色に変わるとともに、こうべを垂れはじめていました。
平成28年8月7日 平成28年9月7日
道路脇のルピナスト八剣山 さくらの森と八剣山
 ここしばらくは雨の日が続いており、日射しが恋しく感じられる今日この頃です。
 八剣山周辺の果樹園ではサクランボの木に指の先ほどに生長した実がビッシリと着いています。中には、少し赤くなってきた実も見られるます。
 リンゴやナシ、プルーンなどの木にも小さな実がビッシリ着いており、まもなく実を大きくし、甘く育てるための摘果作業がはじまります。
 トンネルを抜けて小金湯に向かう道路脇には、色とりどりのルピナスが咲き競っていました。
 4月にオープンした「小金湯さくらの森」にはエゾヤマザクラやチシマザクラ、ソメイヨシノなど11種類の桜が植えられており、その花は年を重ねるごとに4月下旬から5月下旬の公園を彩るものと思われます。
 小高い丘の上には、この公園のモニュメントの「さくらの鐘」がビジターセンターから1直線に続く階段を上ったところに設置されています。
 丘の上から周囲を望むと、公園が八剣山をはじめとする山々に囲まれているのがわかります。
平成28年6月19日 平成28年7月9日
雪解けの藻岩ダムと八剣山 満開の二美桜と八剣山
 4月に入り雪解けも進み積雪もこの10日間で50センチほど減少しており、八剣山のふもとの果樹園でも雪は日の当たる場所からは無くなり、日陰や雑木林に残っているぐらいです。
 また果樹園には冬の間に剪定したサクランボやリンゴの木の枝があちこちに小山状態で積み上げられています。
 八剣山のふもとを流れる豊平川は雪解け水を集めて音を立てて流れており、下流にある藻岩ダムからは大量の水が放流されていました。
 しばらくぶりで青空が広がっています。八剣山のふもとにも春が到着し、周辺の桜が青空をピンク色に染めています。
 昭和44年に廃線となった定山渓鉄道の滝の沢駅跡には、昭和6年に植えられたソメイヨシノが残されており、毎年この時期になるとピンクの花が空をおおい、ここを訪れる皆さんの目を楽しませています。
 今年も枝一杯に花を咲かせており、車を止めて花を眺めている家族連れも見うけられました。
平成28年4月10日 平成28年5月8日
降り止んだ雪と八剣山 春めいた一日と八剣山
 数日間にわたり毎日降り続いていた雪も、どうやら降り止んできたようです。八剣山周辺の積雪量は1メートルを超えており、降り積もった雪の中にスノーシューを履いて足を踏み入れてみるとヒザあたりまで沈み込んでしまいました。
 誰の足跡も付いていない豊平川の川岸は、川の流れ以外の音が聞こえない静かな世界です。
 その静かな世界の雑木林の中からはキツツキが木をつつく音が、豊平川の水面からはカワガラスが川に飛び込む音が聞こえてきました。
 2月の中頃から毎日のように雪が降っており、積雪は130センチほどになっています。
 道路の両側はこれまでの積雪と除雪車が積み上げた雪とで壁のような状態で、運転者は横道から出てくる車に気をつけて慎重に運転しています。
 今日はしばらくぶりで空一面に青空が広がっており、太陽の光が白い雪に反射して眩しく感じられるとともに、肌を刺すような暖かい感触に、日ごとに日射しが強くなり、春が近づいてきていることが感じられるようになりました。
平成28年1月22日 平成28年3月5日
雪のブドウ園と八剣山 小さな上砥山神社と八剣山
 澄み切った深い青空の中を、ときどき白い綿のような雲が漂いながら通り過ぎていきます。
 八剣山ワイナリーのベランダから八剣山を望むと、山頂の岩に雪が張り付いて太陽の光が当たり一段と白さが青空に映えています。
 ここ1週間ほどで積雪が60センチほどとなり雪原となったブドウ園では、ブドウを支える杭が等間隔に雪から顔を出しています。
 八剣山の麓では砥山沢川の河川改修が行われ、ときどき重機を動かす音が聞こえてきます。
 新しい年がはじまりました。八剣山の周辺でも正月の三が日は2日に雪が10センチほど積もりましたが、積雪量は昨年よりも15センチほど少なくて60センチほど、また平年よりも気温が暖かく穏やかな日々が続いています。
 八剣山の麓にある小さな上砥山神社も、鳥居にはしめ縄が張られ、その両側には御神灯が飾られているほか、ご祭神の天照大神の幟が除雪された階段の下ではためいています。ときどき地域の皆さんが新年のお詣りに訪れていました。
平成27年12月9日 平成28年1月4日
稲刈り直後の田と八剣山 落葉のカーペットと八剣山
 9月も終わりに近づき、朝晩はすっかり肌寒い季節になりましたが、八剣山周辺ではいろいろな野菜や果物の収穫が進んでいます。
 八剣山の東側に位置する簾舞地区の田んぼでも稲刈りが進んでおり、2日ほど前には黄金色の波のようだった稲が刈り取られ、今は切り取った後の株だけが田んぼの中で1直線になって何十本も並んでいます。
 遠くに見える田はこれから刈り取りが行われるようで、まだ黄金色の稲穂が風に揺れています。
 秋が日ごとに季節を深めており10月下旬には冬の使者も顔を少し出したところですが、寒い日があると思えば小春日和が続くなど、本格的な冬の到来までは、もう少し時間がかかりそうです。
 ここ豊滝小学校裏の林では落葉が厚く積もっており、その上を歩くと厚いカーペットの上を歩くようにふんわりと感じられます。
 八剣山のふもとの果樹園で最後まで残っていたリンゴの収穫も終了して、倉庫の中は甘酸っぱいリンゴの香りで満たされています。
平成27年9月27日 平成27年11月7日
濃緑に溢れる木々と八剣山 鈴なりプルーンと八剣山
 8月に入り空気中の水蒸気が多いせいか、蒸し暑い日が続いており、八剣山も少し霞に覆われているように見えます。
 今年は6月下旬からはじまったサクランボの収穫も7月下旬には終了し、今は早生のプルーンの収穫がはじまっています。
 ここ豊平川ファームから望む八剣山は、少し薄いベールを被ってサクランボの濃い緑色の葉の上に顔を出しています。葉の中を覗くと、真っ赤に熟した実が点在していました。
 季節が少しずつ秋に向かっており、朝晩の気温も肌寒くなってきた今日この頃です。
 八剣山の麓にある果樹園ではリンゴやナシ、ブドウやプルーンなどの果物が少しずつ熟して色づきはじめています。
 ここ砥山ふれあい果樹園ではプルーンの枝には青い実が鈴なりで、休日には多くの皆さんが訪れてプルーン狩りを楽しんでいました。
 これからの季節はリンゴが色づいてくるなど、多くの果物が収穫の時期を迎えます。
平成27年8月9日 平成27年9月7日
元気に育つ稲と八剣山 鈴なりサクランボと八剣山
 移り変わる季節の中で、木々の緑が淡い緑からだんだんと濃い緑に変わってきています。
 例年より季節が早く進んでいるように感じられるこの頃、ひと月前は一面に咲いていた果樹園のサクランボの木には、小指の先ほどに大きくなった実がビッシリ付いており、中にはもう赤くなりはじめた実もあちこちに見かけられます。
 ここ八剣山の東側に位置する簾舞の田んぼでは5月中ごろに植えられた稲が、八剣山が写った水面から5センチほど顔を出しています。
 昨日まで続いていた雨模様の空が今日はすっきりと晴れわたり、青空に太陽の光がまぶしく感じられます。
 八剣山周辺の果樹園では、今年もサクランボが収穫の季節を迎えています。今年は4月から5月にかけて暖かい気候が続いたことから、例年より1週間ほどサクランボの収穫が早まっています。
 ここ西本果樹園でも、木には真っ赤に色づいたサクランボの実が鈴なりで、甘くて美味しいサクランボを収穫にお客さんが訪れていました。

平成27年6月11日 平成27年7月5日
山すそに冬が残る八剣山 満開のサクランボと八剣山
 今年の冬は地域によっては例年より積雪の多いところと少ないところがあり、八剣山地域は積雪が例年より多い地域で、一時は1.5メートルを超えた時もありました。
 しかし3月以降は暖かい日が例年よりも多かったためか積雪がみるみる減少し、あと数日で積雪が日陰などの部分を除いて無くなりそうです。
 八剣山の山肌も雪の白い部分が日ごとに少なくなり、それが無くなる頃には八剣山のふもとから白い北こぶしの花が山を登りはじめます。
 季節はいつもの年よりも早く進んでおり、暖かい日が続いたことで八剣山周辺の桜はこどもの日にはもう葉桜の状態になっています。
 桜の花が終わり5月中旬から咲き出すサクランボやナシなどの果物の花が今は満開で、八剣山のあちこちが白い色で覆われています。
 ここ豊平川の対岸にある豊滝~社の境内にあるサクランボの木々も白い花で覆われているほか、木々の周囲には雪が無くなってすぐ咲きはじめるエゾエンゴサクの青い花が一面に咲いています。
平成27年4月13日 平成27年5月5日
新春の上砥山神社と八剣山 ビアンカハウスと八剣山
 八剣山周辺は例年になく積雪が多く、小金湯の観測所における積雪は150センチを越え、2月中旬としてはこの30年間で最深です。
 今日も朝から強い雪が降ったと思ったら青空が顔を出し、天気は目まぐるしく変わっています。
 前日からの雪も30センチを越えて、ここ除雪センターの駐車場では、除雪車が忙しそうに動きながら除雪作業を行っています。
 今は雪がやんでいますが、八剣山の裏側の空は雪雲が集まり、今にも雪が降り出しそうです。
 3月に入りましたが、八剣山のふもとではまだ積雪が1.3メートルを超えており、除雪した雪も積み上がり壁のようになっています。
 ここ八剣山果樹園にあるビアンカハウスでも、屋根には1メートル近くにも雪が積もっており、玄関先は雪が壁のようになっています。
 また、薄日が差す中でも雪が降り続いており、八剣山が雪でかすんでいます。
 ふもとの果樹園ではこの雪の中、果樹の剪定があちこちで行われています。
平成27年2月14日 平成27年3月7日
新春の上砥山神社と八剣山 白い世界の豊平川と八剣山
 新しい年は青空が広がって明るい日ざしが降り注いだ、穏やかな日からはじまりました。
 八剣山周辺の積雪も昨年は1メートルほどありましたが、今年はその半分くらいです。
 八剣山のふもとにある上砥山神社は境内が除雪されて、その雪道には新年のお参りに来た方々の足跡がたくさん残されていました。
 神社の正面に望まれる八剣山は、晴れわたった青空に白壁のようにそびえ立っており、積もった雪が太陽の光に反射してまぶしいほどです。
 ここ1週間の降雪が80センチを越えて、積雪も160センチほどになっています。前日から降りはじめた雪も30センチを越え、地面は柔らかな雪が降りつもり、木々の枝には白い雪が乗っかり、一面が白い世界に覆われています。
 その白い世界の中を、例年であればあちこちが氷で覆われている豊平川が、今年は勢いよく八剣山に向かって流れていきます。
 日が差しはじめた八剣山は雪に覆われ、太陽の光が反射して白く光り輝いてそびえています。
平成27年1月1日 平成27年1月24日
晩秋の藻岩ダムと八剣山 長続きする晩秋と八剣山
 11月に入り木々の紅葉も終わり葉が風に舞っており、葉を落とした木々は、いつ冬将軍が訪れても大丈夫なように冬支度を整え終わりました。
 ここ数日は暖かい日が続いて最高気温が15度周辺を上下していますが、まもなく冬将軍の先遣部隊が到着するとの予報が入ってきています。
 八剣山周辺では果樹園でのリンゴの収穫も終わり、今は小屋の中で傷の有無や大きさごとに分ける選果作業が行われているほか、各農園でも畑の整理がおおむね終了しているようです。
 11月最後の日ですが、澄み切った青空に日射しがまぶしいほどに晴れわたり、お昼頃には気温も10度ほどに達しそうです。
 例年ですとこの時期は白い雪に覆われている頃ですが、中旬に降った雪が日陰に少し残るぐらいで、いつもより晩秋が長続きしています。
 栄橋から国道に登っていく細く曲がりくねった道から見える八剣山は、木の葉がすっかり落ちた枝の向こうに八剣山がくっきり見えており、下を豊平川が水音を立てながら流れていました。
平成26年11月2日 平成26年11月30日
頭を垂れる稲穂と八剣山 リンゴと紅葉と八剣山
 6月下旬からは雨の降らない日が続いており、この一月間で降った雨は2.5ミリと、ほとんど日照り状態です。
 八剣山周辺では多くの農家がサクランボを栽培していますが、雨が降らず気温が高いため平年よりも生長が早まって収穫も早まって、この連休でサクランボ狩りは終了となりそうです
。  ほかの作物も生育が早まっているようで、上山農園のトウキビは株の先端に穂が出てきたほか、実のなる部分のヒゲも目立ってきました。
 10月も中旬に入って、朝晩の気温はめっきり寒くなりましたが、晴れた日中は日射しが心地よく感じられる季節になりました。
 緑一色に覆われていた八剣山も今は赤や黄色の紅葉で覆われています。この三連休は紅葉に彩られた八剣山を眺めたり登山を楽しむため、たくさんの方がこの地域に訪れそうです。
 八剣山周辺の農家では野菜や果物の収穫に追われており、ここ西本果樹園でも赤くなったリンゴの収穫作業に忙しそうに動き回っていました。
平成26年9月9日 平成26年10月11日
生長するトウキビと八剣山 収穫近いプルーンと八剣山
 6月下旬からは雨の降らない日が続いており、この一月間で降った雨は2.5ミリと、ほとんど日照り状態です。
 八剣山周辺では多くの農家がサクランボを栽培していますが、雨が降らず気温が高いため平年よりも生長が早まって収穫も早まって、この連休でサクランボ狩りは終了となりそうです
。  ほかの作物も生育が早まっているようで、上山農園のトウキビは株の先端に穂が出てきたほか、実のなる部分のヒゲも目立ってきました。
 8月上旬の30度を超える暑さから解放され、すがすがしい気候の続く八剣山です。  夏休みの終盤を迎え多くの皆さんが友人や家族連れでこの地域を訪れ、パークゴルフや乗馬、地域で収穫されたジャガイモやトウモロコシなどを食べたり、また八剣山山頂からの眺めを満喫しながら、ゆっくりとした一日を楽しんでいました。  ここ砥山ふれあい果樹園では、プルーンが木に鈴なりになっており、すでに濃い青色に染まってきている実も見うけられました。
平成26年7月20日 平成26年8月17日
満開を過ぎた花と八剣山 ハスカップ畑と八剣山
 4月の下旬から平年より暖かい日が続いたことから、八剣山周辺ではいつもよりも早く、いろいろな花が咲きはじめています。
 果樹園でも例年だと今頃から咲きはじめるサクランボの花が5月の連休を過ぎた頃から咲きはじめ、今はもう多くの木が白い花びらが散らせています。
 八剣山果樹園のプラムやサクランボも、多くの木が花びらを散らせていましたが、園内の奥の方には少し花びらを残している木も見られました。
 5月下旬から6月に入ってしばらくは札幌市内でも30度を超える日もあるなど、農家にとって恵みの雨がほしいほど晴れが続いていました。
 しかし6月8日ごろからは雨の日が13日間も続き、本州の梅雨のような天候が続きました。
 やっと昨日ごろから雨を脱したようで、久しぶりの快晴に太陽の光がまぶしく感じられます。
 ここ砥山ふれあい果樹園の畑では、ハスカップの実が空の青さを吸収したように青く熟してきており、ハスカップ狩りの家族も訪れていました。
平成26年5月18日 平成26年6月22日
つかの間の晴れ間と八剣山 雪どけのワイン畑と八剣山
 春分の日も過ぎ、やっと昼間の時間が夜の時間を追い越して、この頃は日ごとに太陽の日射しがまぶしく、温かく感じられるようになりました。
 しかし積雪は1.2メートルもあり、雪が多いと言っていた昨年より十センチほども多く、雪が消えるまで、かなりの日数がかかりそうです。
 朝から降り続いていた雪が昼頃にはやんで、つかの間の晴れ間に八剣山がそびえ立っています。しかし南側から降りはじめた雪が、また八剣山を白いベールで覆い隠しはじめました。
 4月に入り、札幌市内の観測では前日に積雪が無くなったとのことでしたが、八剣山周辺は道路こそ雪が無くなって乾いた舗装が出ていますが、まだ小金湯の観測所でも50センチを越える積雪が観測されています。
 ここ八剣山ワイナリーのブドウ畑もまだ深い雪におおわれていますが、晴れの日も続いて気温も上昇し、少しずつ雪どけが進んでいます。
 周辺の果樹園では晴れわたった青空の下で果樹の剪定が急ピッチで行われていました。
平成26年3月22日 平成26年4月8日
春を待つ桜の木々と八剣山 進む選定作業と八剣山
 一年で一番寒い季節ですが、このところ日ごとに寒暖を繰り返し、昨日は札幌市内の最高気温が8度でしたが、今日はまた氷点下に逆戻りです。
 天候もめまぐるしく変わり、八剣山の撮影時には青空が広がっていた天候も、ときどき強く風が吹き出したかと思えば雪がその風に乗って横に降り出し、みるみる八剣山は白い雪のベールに覆われてしまいました。
 西簾舞のバス停横に植えられている桜の木も、まだ芽を固く閉ざして春を待っているようです。
 2月中旬から下旬にかけて、1日に25センチを越える大雪になったと思ったら、晴れの日が続いて気温が上昇して雪解けが進んだりと、目まぐるしく天候が変動しています。
 八剣山の麓の果樹園では12月から行っているサクランボやリンゴの枝の剪定作業が、本格的に行われています。
 夏と秋の豊作を願って、1本ずつ見定めながらハサミやノコギリで枝を切る音が、静かな山の麓に響きわたっています。
平成26年1月31日 平成26年3月1日
小川のせせらぎと八剣山 上砥山神社の鳥居と八剣山
 今年も大地が白く雪に覆われた季節となりました。しかし昨年よりもかなり雪が少なく、昨年は60センチほどの積雪があったのですが、今年はまだ15センチに満たないぐらいですし、気温も昨年よりは暖かい日が続いているようです。
 盤の沢橋から望む八剣山も、山肌のあちこちに雪に覆われていない箇所を見ることができるほか八剣山に向かって流れ豊平川と合流している盤の沢川も、雪が少ないためか凍りついてはおらず、沢ぞいにせせらぎの音が聞こえてきます。
 新しい年を迎え、皆様方の飛躍の年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 八剣山周辺では元旦から2日にかけて雪が降り続いて一時は積雪が1メートルを超えましたが、その後は時々雪がちらつく程度のおだやかな天候に恵まれており、積雪も80センチほどに少なくなってきています。
 雪で覆われた上砥山の神社の鳥居にはしめ縄が張られており、その間からは雪で真っ白に輝いた八剣山の雄志を望むことができました。
平成25年12月21日 平成26年1月5日
小春日和の日と八剣山 雪化粧のブドウ畑と八剣山
 先日は八剣山にも初雪が降りましたが、その雪はすぐに消えてしまいました。しかし、その後も肌寒い日々が続いていたところですが、今日は朝から晴れ上がるとともに太陽の光がまぶしいほどに感じられる暖かい小春日和となっています。
 八剣山のふもとの畑や果樹園では、すでに冬を迎える準備が整い、リンゴを生産している果樹園でも収穫が終了し、倉庫の中は選別用のリンゴで一杯になっています。今年は大きな災害もなく、おだやかに冬を迎えられそうです。
 先月末に降った雪がまだ残っていて、八剣山も白く雪化粧しました。
 ふもとの農家の畑や果樹園も白く雪に覆われており、畑での作業はほぼ終わっているようですが一部では収穫したリンゴの発送に向けた作業が行われていたほか、ハウスの中で寒さ対策に細心の注意を払い、苗を育てている農家もいます。
 八剣山ワイナリーのブドウ畑も10センチほどの雪に覆われていますが、建物内では美味しいワインを作るための作業が行われています。
平成25年11月15日 平成25年12月1日
青空とピンクの花と八剣山 日ごとに深まる秋と八剣山
 10月に入り、八剣山の周辺は秋の気配が少しずつ深みを増してきています。
 しばらくぶりで雲ひとつなく晴れわたった青空は、吸い込まれそうになるほどに高く澄みきって おり、八剣山ワイナリーの敷地内に咲くコスモスのピンクが青空に映えています。
 9月末に開催された八剣山ワイナリー感謝祭。ブドウ踏み体験には多くの親子が参加し、子ども さんやお母さんに大好評でした。今はワインの仕込み作業が工場内で行われています。
 街中でも木々の葉が赤や黄色に色づいており、紅葉が満開の季節を迎えています。
 八剣山も山頂からふもとまで色づいており、今の季節は赤や黄色に紅蓮の炎が燃え上がっているように感じられます。
 ふもとの畑ではイチゴの苗の植付けが終わったほか、イモやトウモロコシの畑は耕され、もう冬を迎えるばかりになっています。
 でもまだブロッコリーが植えられているほか、多くの人がパークゴルフを楽しんでいました。
平成25年10月10日 平成25年10月26日
色づいたりんごと八剣山 黄金色に輝く稲穂と八剣山
 このところ毎日のように雨が降る時間帯がありそれが30日以上も続いているようです。
 しかし今日は朝から晴れており、八剣山周辺は雨から解放されそうです。
 畑の一部は雨でぬかるんでいるところもありますが、農作物は秋の収穫にむけて順調に生育しているようです。
 ここ西本果樹園ではりんごが赤く色づきはじめており、早生の種類のりんごは収穫がはじまっているところです。
  先週の3連休は雨の中でしたが、今週の3連休は秋の青空が続くとのことで、本日のすがすがし い秋の気配を感じるため多くの皆さんが行楽に出かけているためか、多くの車で国道が少し渋滞気 味になっています。
 簾舞小学校の道路を1本へだてた田んぼでは、秋の光を浴びて稲穂が頭を下げながら黄金色に輝 いています。
 田んぼの西側からは稲刈りがはじまっており、まもなく黄金色の景色も見られなくなります。
平成25年9月8日 平成25年9月22日
色づいた桃の実と八剣山 トウモロコシ畑と八剣山
 7月下旬から数日間降り続いた雨で、日照り気味だった八剣山周辺の農園の農作物も、一息ついたように緑の葉を茂らせています。
 今年は7月上旬から下旬の半ばまで晴れの日が続き、サクランボは腐れやカビの発生も少なく、収穫は例年よりも賑わったようです。
 8月に入りサクランボ狩りも終了し、今は梅の収穫作業が行われています。
 ここ西本果樹園でもモモの実が赤く色づいてきており、まもなく収穫の季節を迎えます。
 前日から降り続いていた雨も少し前にやみ、八剣山の山頂を隠すように雨上がりにたなびく雲がまとわりついています。
 八剣山を見上げる場所にある八剣山果樹園では5月に植えたトウモロコシが2メートルくらいに生長しており、茎についている実は太くなって収穫の時期を迎えています。
 お昼に近づくにしたがって雨のため少なかったお客さんが少しずつ増え、釣りや乗馬などで休日のひとときをゆっくりと過ごしていました。
平成25年8月3日 平成25年8月18日
サクランボの季節と八剣山 ワイン用ぶどう畑と八剣山
 今年は冬が長く居座ったことからサクランボの生育が遅れ、収穫時期も例年よりも遅れるのではないかと思われましたが、6月に入って天気の良い日が続き気温も高かったことから生育の遅れを取り戻し、7月に入りあちこちの木に赤く色づいたサクランボの実が見られるようになりました。
 7月の第1週の土曜日となったこの日、八剣山の周辺の果樹園では一斉にサクランボ狩りがオープンし、家族連れで赤く熟したサクランボを味わう光景が、あちこちで見受けられました。
 休日ともなると、八剣山のふもとの果樹園にはたくさんの人が訪れ、真っ赤に熟して甘くなったサクランボを食べて満足したり、カゴいっぱいに収穫しお土産として持ち帰る光景を見かけます。
 今年は雨が降らないため、熟したサクランボは割れやカビなどは少ないようです。
 八剣山ワイナリーのぶどう畑では、ぶどうの蔓がたくさんの葉を茂らせて、空に向かって伸びています。葉の茂みには小さなぶどうの実が日ごとに粒を大きく膨らませています。
平成25年7月6日 平成25年7月21日
緑の壁に埋もれる八剣山 石釜パンの店と八剣山
 今年のいつもより長かった冬も過ぎ、駆け足で春が通り過ぎようとしています。
 八剣山周辺の果樹園でも、開花が遅れていたサクランボの花やリンゴの花も終わり、若葉が萌え立つように緑色の葉を芽吹いてきています。
 八剣山周辺より標高の高い位置にあるとよたきフルーツパークでも、パークゴルフコースに植えられているサクランボの花はほぼ終了し、八剣山の背後の山が緑の壁でそそり立っており、その中に八剣山が埋もれるように感じられます。
 ここしばらくは曇り空のうえ肌寒い日が続いていましたが、今日はしばらくぶりで日射しがまぶしく感じられます。八剣山周辺の果樹園でも、露地でいちご狩りがはじまったところですが、食べ頃に赤くなった実は、まだ少ないようです。
 八剣山のふもとのいちばん奥に、ログハウスを改造した小さなパン屋さんが先月の中旬にオープンしました。週1回の休日を除いてコーヒーなどとともに石釜で焼いたばかりのパンを楽しむことができるようになりました。
平成25年6月7日 平成25年6月23日
水の張った田に写る八剣山 境内の桜の開花と八剣山
 長かった雪のシーズンも終わりましたが、4月下旬から雨が降り続き、最高気温も10度に達しない日がしばらく続いています。八剣山の北側の谷間や日陰にはまだ多くの雪が残っています。
 八剣山のふもとの果樹園では、木の下に剪定された枝が集められていたほか、各農家は畑の耕作に向けた準備に追われています。
 上山農園にある3枚の田のうち1枚にはすでに水が張られており、その静かな水面には逆さまになった八剣山が写っています。
 寒い日が続いていましたが、ここにきてやっと暖かくなったため、遅れていた桜の開花も例年より10日以上も遅れてはじまりました。
 ここ清勝寺の境内でも桜が咲きはじめ、後ろに見える八剣山の中腹にも、白い北こぶしの花が咲きはじめました。これから白い花を追いかけるように桜の花が山頂に向かって登っていきます。
 サクランボの花も例年なら満開の時期ですが、今年は花の芽がふくらんできたところで、開花まではもう少しかかりそうです。
平成25年5月4日 平成25年5月19日
春を待つブドウ畑と八剣山 一歩ずつ近づく春と八剣山
 もうすぐ4月を迎えようとしている季節ですが八剣山の周辺はまだ深い雪に覆われており、近くにある小金湯の観測所では、積雪が90センチを越えています。
 ここ八剣山ワイナリーのブドウ畑では、ブドウの木は雪に覆われて見えず、ブドウを支える支柱のみが雪の上に数多く突き出ています。
 春分の日を過ぎ気温も少しずつ上昇しており、ブドウの木が雪の上に顔を出すまで、それほど日数はかからないものと思われます。
 4月のはじめには積雪が1メートル近くありましたが、今は10センチほどにまで減少し、日当たりの良い場所からは雪が無くなっています。
 八剣山の南側斜面からも白い雪の部分が日ごとに少なくなってきており、豊平川の南側斜面からは日陰部分を除いて雪が消えていました。
 豊平川へは雪解け水があちこちから流れ込んで水量を少しずつ増やしているほか、川沿いのネコヤナギの木は銀白色の毛で覆われた花穂を膨らませていました。
平成25年3月29日 平成25年4月16日
降雪で白くかすむ八剣山 現れた田のあぜと八剣山
 朝方から降り出した細かい雪が、だんだんと粒が大きくなってきました。それにつれて目の前にそびえ立つ八剣山が白くなりはじめ、時にはほとんど降り続く雪の向こう側に姿を隠してしまう時もあります。近くにある小金湯の観測所も積雪が130センチを越えており、これからもこの数値が高くなりそうです。
 この雪の中でも八剣山果樹園では、園内の雪原に特設コース作られ、そのコースを様々なバイクが走り回っていました。
 春分の日を迎え、これからは昼の時間が夜より長くなり、日ごとに積雪が少なくなっていくのが感じられる季節を迎えました。
 今年は3月に入ってからもかなりの降雪あり、昨年に比べ積雪が20センチほど多い110センチに達し、道路の両側は雪の壁になっています。
 八剣山を望む簾舞の田んぼでは、深い積雪の中あぜの跡が現れてきました。あと2カ月もすれば苗が植えられて、春風にそよぐ緑のじゅうたんが見られる季節を迎えます。
平成25年2月24日 平成25年3月20日
山頂が白く輝く八剣山 冬の豊平川の流れと八剣山
 今年に入ってから2日ほど10センチを越える積雪の日がありましたが、積雪は70センチほどと例年に比べても、道路の横に積み上げられている雪の量が少なく感じられます。
 ふもとの道路を時々車が通り過ぎていきますが、八剣山は雪の白さに囲まれながら時が過ぎていく静かな季節を迎えています。
 八剣山の山頂付近にはしっかりと雪が張り付いており、雲間から差し込んでくる太陽の光に雪が白く眩しいくらいに輝いています。
 2月に入って、今は1年の中でも一番寒い季節を迎えています。
 札幌では、正月から20日頃までは最高気温が0度を下回る真冬日が続いて、最低気温も氷点下10度を下回る日がありましたが、その後は最高気温がプラスとなる日もあるなど、厳しい寒さも一段落しているようです。
 真冬日の間はすっかり凍りついていた豊平川も氷が溶けだして、ゆっくりとした流れが復活し、静かな空間に流れのハーモニーを奏でています。
平成25年1月19日 平成25年2月1日
雪の中の藻岩ダムと八剣山 新しい年を迎えた八剣山
 八剣山周辺でも積雪が50センチほどとなり、畑や果樹園はすっかり雪に覆われて、冬の休みに入っていますが、果樹園の中にはまもなく始まるサクランボやリンゴの枝の剪定に向けた準備が、少しずつ行われていました。
 白川から簾舞に抜ける豊平川に架かる御料橋からは雪に覆われた藻岩ダムや周辺の木々の向こうに白く雪のかぶった八剣山が望めました。
 御料橋の北側では雪が降る中、新しい橋の架け替えと道路の付け替え作業が行われています。
 元日には曇り空から雪がちらついていましたが2日のお昼頃には雪もやんで青空が広がり、一面の雪景色に太陽の光が反射し眩しいばかりです。
 この年末年始は全国的にも雪が降り続いたり風が吹いたりと、大荒れの天候となった地域が多かったようですが、ここ八剣山周辺は雪が少々降った程度で、穏やかに新しい年を迎えています。
 近年は異常気象が各地域をおそっていますが、八剣山周辺は正月のような穏やかな天候が続くことを願っているところです。
平成24年12月15日 平成25年1月2日
田んぼの切り株と八剣山 白く雪化粧した八剣山
 11月に入っても平年より暖かい日が続いており、雪虫はあちこちで飛び回っていますが初雪が降るまでには、もう少し時間がかかりそうです。
 しかし、今朝は雲ひとつないような青空のため気温が零度くらいまで下がったほか八剣山の周辺の標高の高い山では山頂の木々が樹氷に覆われたり積雪のため白く見えています。
 八剣山を東側から望む簾舞地区の田んぼでは、収穫の終わったあとの稲の切り株が、弱くなった秋の日射しを浴びていました。
 今年も1ヶ月を残すばかり。先日の吹雪による積雪もまだ20センチほど残っています。
 八剣山も岩肌に雪が張り付いて白く雪化粧をしており、その雪に太陽の光が輝いています。
 八剣山ワイナリーのベランダから眺める八剣山は、青空にそびえるように立った雄大な景観を見せてくれます。
 10月に収穫されたブドウの実はワイナリーのタンクの中でおいしいワインになるように、ゆっくりと眠りについています。
平成24年11月11日 平成24年12月2日
青空と赤いりんごと八剣山 色とりどりの紅葉と八剣山
 10月も中旬となり朝晩もめっきり寒くなってきました。秋晴れの澄み切った青空が広がっているかと思いきや、あっという間に黒い雲が広がって雨が降り出します。時には雷を伴った強い雨も降るなど、今年の秋は今まで以上にめまぐるしく天候が変化していきます。
 八剣山の麓にある西本果樹園のりんご園には、青空に映えるように真っ赤なりんごが枝いっぱいい着いて、たくさんのりんごがぶら下がっており枝が折れるほどになっている木もあります。
 いつもの年よりも気温の高かった10月が過ぎようとしていますが、八剣山はいつもより遅れて山頂からふもとまで色づいてきています。
 ここ砥山ふれあい果樹園から眺める八剣山は、赤や黄色、オレンジ色や緑色など色とりどりの紅葉に覆われています。
 八剣山のふもとに所在する農家は、今年の最後の収穫や収穫が終了した後の畑の整理に追われており、その周りを雪虫が飛び交っています。  雪が降り出すのも、もうまもなくです。
平成24年10月14日 平成24年10月31日
雨とプルーンと八剣山 石山橋から望む遠景の八剣山
 明け方から降り続いている雨は雨足をますます強くして、車の屋根に当たった雨が跳ね返って、白く霧のように見えるほどです。八剣山にも山頂の方に霧がかかって時々見えなくなっています。
 ふもとの砥山ふれあい果樹園では枝いっぱいに実ったプルーンが青く熟しはじめており、この雨に打たれてますます色が濃くなって見えます。
 この雨の中でもスズメバチが飛び交っており、熟したプルーンを見つけては穴を空けてしきりに中の果実を食べていました。
 9月に入ってからも日中の気温が30度を超えたり暑くて寝苦しい日があったりと、夏が行った り来たりしているようですが、9月も下旬となりやっと秋が近づいてきたように感じられる日々が続いています。
 23日に行った八剣山発見隊の行事「十五島・白川周辺を歩こう」では、久しぶりで八剣山周辺から離れて行いましたが、豊平川をわたる石山橋からは青空の澄み切った空気の遠くに、八剣山の姿を望むことができました。
平成24年9月9日 平成24年9月23日
白いソバの花畑と八剣山 紅い花豆の花と八剣山
 7月は雨があまり降らずに少し雨不足となっていた畑は、8月に入ってから時々雨が降り、畑の野菜たちも生き生きとしてきました。
 八剣山のそびえる雄志を望める国道230号の横にはソバを育てている農家がおり、この季節は畑がソバの白い花でおおわれています。
 農家では無農薬で育てたソバの実を製粉して、経営するソバの店で食べさせてくれます。
 八剣山の上に漂う雲に少し秋の気配が感じられ新ソバを味わえる季節ももうまもなくです。
 季節はまもなく秋が訪れようとしているのに、ここ数日はまだ蒸し暑い気候が続いています。各地からは収穫祭や各種イベントの開催についてチラホラと聞こえてきています。
 八剣山のふもとの農家でも野菜や果物の収穫と出荷へと、忙しい日々が続いています。
 ここ上山農園の畑でもアーチ状に配置している支柱に、花豆がビッシリと生長しており、緑の葉のあちこちから紅い花が顔をのぞかせています。早い時期の花には、さやが少しずつ大きくなっています。
平成24年8月9日 平成24年8月26日
ジャガイモの花と八剣山 青い稲穂の絨毯と八剣山
 6月に入り、日ごとに木々の若葉が濃くなってきており、八剣山のふもとの果樹園ではリンゴの花も白い花びらが少し残っているだけで、花の時期も終わりを迎えています。
 リンゴよりも花が早く終わったサクランボは、緑色の実を少しずつ膨らませており、早いものではあとひと月ぐらいで収穫がはじまりそうです。
 簾舞小学校の北側には田んぼが残っており、水が張られた田んぼには先日植えられた苗が水の中で揺れていました。
 このところ晴れの日が続いていますが最高気温は25度ほどと、八剣山周辺は爽やかな風が吹く気候の日が続いています。
 しばらく雨が降っていないため畑は乾燥気味で野菜農家にとっては雨が待ち遠しいところです。
 サクランボは今が収穫の最盛期で、雨が降らないことで太陽の光をたっぷり浴びて、粒も大きく膨らんでいます。
 八剣山のふもとの上山農園では、田んぼの中で稲穂が青々として元気よく生長していました。
平成24年7月8日 平成24年7月22日
田植えを終えた田と八剣山 小さなリンゴの実と八剣山
 6月に入り、日ごとに木々の若葉が濃くなってきており、八剣山のふもとの果樹園ではリンゴの花も白い花びらが少し残っているだけで、花の時期も終わりを迎えています。
 リンゴよりも花が早く終わったサクランボは、緑色の実を少しずつ膨らませており、早いものではあとひと月ぐらいで収穫がはじまりそうです。
 簾舞小学校の北側には田んぼが残っており、水が張られた田んぼには先日植えられた苗が水の中で揺れていました。
 八剣山周辺では6月に入っても雨が降らない日が続いていましたが、後半になって数日間は恵みのような雨が降り、またその後は3日間ほど快晴の天候が続いています。
 この雨と湿気の少ないカラッとした天気により八剣山の木々も緑の色を深めているほか、果物もだんだんと大きくなってきています。
 八剣山のふもとの西本果樹園ではリンゴのスグリが終わっていましたが、ピンポン球ほどに大きくなった実が枝にいっぱいついていました。
平成24年6月2日 平成24年6月27日
増水した豊平川と八剣山 満開のプラムの花と八剣山
 4月15日ごろはまだ50センチを越える積雪に覆われていた八剣山のふもとも、暖かい日が続いたことから急激に雪解けが進んだことで、20日過ぎには積雪が無くなりました。
 八剣山の北側に積もっていた雪もほとんど無くなり、日陰に少し残るだけになっています。
 急激に進んだ雪解けのため、一月前までは川底を這うようにチョロチョロ流れていた豊平川の流れは、いまでは川幅から溢れんばかりに広がり、荒れ狂うような音を出しながら流れています。
 5月に入り20度近い日が続いたためか、いつもの年より果物の花が早く咲きはじめました。
 八剣山のふもとではサクラがピンクの花を開きはじめ、果樹が白い花を咲かしています。
 八剣山のすぐ下の八剣山果樹園では、プラムの木が白い花におおわれており、青い空に浮かぶ白い雲と、だんだんと八剣山を駈け上っていく若葉の黄緑色をサンドイッチにしているようです。
 八剣山のふもとが、1年のうちでも一番美しい季節を迎えています。
平成24年4月29日 平成24年5月13日
今だ雪深い果樹園と八剣山 雪の中のブドウ畑と八剣山
 3月も下旬となり少しずつ暖かくなってきており、八剣山のふもとを通る道路も凍り付いていた路面の雪が溶けだして濡れています。
 しかし道路の両側には除雪された雪がうずたかく積み上げられているほか、果樹園内には1メートルほどの雪が積もっており、その雪がこれまでの厳しい寒さのため固く締まっています。
 果樹園の木々のつぽみも、春はまだ先のことと固い殻にくるまり、春が来るのをじっくりと待っているようです。
 4月の中旬に入り昼間の気温が10度を超える日が続いているため、八剣山の周辺の畑でもやっと雪が少なくなってきており、日当たりの良い場所などでは畑の雪も消えたところもあります。
 八剣山のふもとに昨年建設された八剣山ワイナリーのぶどう園は、雪の多い時にはほとんど隠れていたぶどうの支柱も、付け根に雪を残すまでになっています。
 八剣山の山頂の岩に張り付いていた雪も融け、八剣山のふもとに、まもなく春がやってきます。
平成24年3月25日 平成24年4月15日
雪を載せた石倉と八剣山 流れはじめた川と八剣山
 明日から3月になりますが、八剣山のふもとは深い雪の中です。
 例年よりも寒い日が続いているためか積もった雪が溶けないので、昨年の今頃よりも積雪が多く感じられます。
 一番奥に位置する高島観光ファームでは、石室の屋根には厚い雪が、綿帽子のように乗っかっているほか、八剣山山頂の尖塔のようにそびえ立つ岩にも、雪がしっかりと張り付いています。
 太陽の光に温もりを感じる季節になりました。<br />
 3月に入り、1日ごとに昼間の時間が長く感じられるようになり、また晴れ間から太陽が顔を出す時間が多くなってきました。
 昼間の気温も高くなってきたため、降り積もった雪も表面が溶けるとともに朝晩の寒さで凍り、固く締まった状況になっています。
 豊平川をはさむように狭くなった箇所の丘の上からは、豊平川の氷が溶けて二手に分かれて流れているのが見えます。
 まもなく雪解け水により川幅が少しずつ広がりはじめます。
平成24年1月26日 平成24年3月11日
雪に覆われた果樹園と八剣山 ワイナリーと新春の八剣山
 今年も残すところ20日余りとなり、師走の忙しい中にもここ八剣山の周辺では、ふもとを通る道路を、ときどき車が数台行き交ったり、晴れた空から降りそそぐ弱くなった太陽の光の中を、ゆっくりと散歩している人も見かけます。
 農家の皆さんも今年の後片付けをほぼ終わり、来年に向けての計画を練ったり出稼ぎに行ったりしているようです。
 その中で、来年に向け農園内の施設整備やサクランボの枝の剪定をする農園も見かけました。
 新しい年を迎え、この1年が皆様にとり素晴らしい年でありますよう、お祈り申し上げます。
 新年を迎えてからも、雪が降り続いています。空が晴れわたっているかと思いきや、すぐに雲が青空に広がって雪を降らしはじめ、八剣山は雪でときどき覆い隠されてしまいます。
 深い雪に覆われた八剣山のふもとのワイナリーの蔵では、昨年の秋に仕込まれたブドウが熟成しながらワインになる日を夢見て、ゆっくりと眠りについています。
平成24年2月29日 平成24年2月11日 
雪に埋もれた田んぼと八剣山 雪の中のケージと八剣山
 1年の中でも、一番寒い時期を迎えています。八剣山のふもとでは朝の最低気温がマイナス20度近くになる日もあるほか、本日のお昼の気温もマイナス10度を下回っているようです。
 積雪も1メートル近くあり、道路は雪のため車がすれ違えないほど狭くなっています。
 上山農園の田んぼも雪原に変わっていますが、あぜの部分はすじ状に盛り上がっています。
 晴れた空のもと雪道を歩くと、キュッキュッという足音が静かな空間に響きわたります。
 1年の中で一番寒い時期を過ぎましたが、朝晩は氷点下10度を下回る日々が続いています。
 八剣山も雪に覆われており雲間から顔を出した日ざしに、まぶしいぐらいに白く輝いています。
 豊滝小学校の皆さんがお世話をしている国蝶のオオムラサキのケージも雪に覆われており、蝶の卵も雪の中で春を待ちながら冬眠しています。
 青空の西の空から雲がだんだん広がりはじめています。まもなく雪が風に乗って舞うようになり八剣山は白いベールで覆われてしまいます。
平成24年1月26日 平成24年2月11日
雪に覆われた果樹園と八剣山 ワイナリーと新春の八剣山
 今年も残すところ20日余りとなり、師走の忙しい中にもここ八剣山の周辺では、ふもとを通る道路を、ときどき車が数台行き交ったり、晴れた空から降りそそぐ弱くなった太陽の光の中を、ゆっくりと散歩している人も見かけます。
 農家の皆さんも今年の後片付けをほぼ終わり、来年に向けての計画を練ったり出稼ぎに行ったりしているようです。
 その中で、来年に向け農園内の施設整備やサクランボの枝の剪定をする農園も見かけました。
 新しい年を迎え、この1年が皆様にとり素晴らしい年でありますよう、お祈り申し上げます。
 新年を迎えてからも、雪が降り続いています。空が晴れわたっているかと思いきや、すぐに雲が青空に広がって雪を降らしはじめ、八剣山は雪でときどき覆い隠されてしまいます。
 深い雪に覆われた八剣山のふもとのワイナリーの蔵では、昨年の秋に仕込まれたブドウが熟成しながらワインになる日を夢見て、ゆっくりと眠りについています。
平成23年12月10日 平成24年1月9日
柔らかな秋の日ざしと八剣山 白い雪化粧を施した八剣山
 例年であれば景色が白く覆われる日も数日ある頃ですが、今年は柔らかな日ざしが降りそそぐ、暖かな日々が続いています。
 この天候も本日でおしまいのようで、昼頃には雲が空を覆い気温が下がってきたためか、ときどき白い雪が風に舞っていました。
 天気予報によると、明日からは本格的に雪が降り出すとのことです。
 八剣山のふもとの農家では、キャベツの取り入れやリンゴの収穫が終盤を迎えています。
 11月に入り天気予報では雪だるまのマークが出ても、ときどき雪が風に流されてきたり積もっても気温が高い日があり、すぐ消えてしまいます。
 しかしここ数日は寒さのためか、積もった雪が融けずに残っています。
 八剣山のふもとも白い雪でおおわれており、すっかり葉を落とした木の枝を通して見える八剣山も、白く雪化粧を施しています。
 各農園の倉庫などでは、今年の農作業で使った機具などの整備や後片付けが行われています。
平成23年11月14日 平成23年11月26日
赤いリンゴと紅葉の八剣山 晩秋のイチゴ畑と八剣山
 秋の天候は目まぐるしく変わります。青空が空いちめんに広がったかと思いきや、西側の空から曇りはじめ大粒の雨と横なぐりの風が吹いては、また青空が広がるというような繰り返しです。
 そのような天候のもと、山々の紅葉が日増しに赤や黄色を深めています。
 八剣山のふもとの果樹園でも、たわわに実った真っ赤に色づいたリンゴが、急に吹き出す突風や強く降りだす雨に負けないよう、木の枝にしっかりとぶら下がっています。
 まもなく10月が過ぎようとしていますが、例年よりも暖かい日々が続いています。
 八剣山の周辺では、先日まで赤や黄色に色づいていた木々も、時々吹く風に木の葉を舞い散らせながら、葉の数を減らしています。
 ここ豊平川ファームのイチゴ畑は、来年の初夏に向けてイチゴの苗が幾筋ものウネ状に植えられており、青々とした葉が輝いています。
 雪の季節を迎えようとしている、おだやかな晩秋のひとときを迎えている八剣山です。
平成23年10月16日 平成23年10月30日
初秋の青空に浮かぶ八剣山 静かな河川敷と紅葉の八剣山
 朝晩もめっきりと涼しくなり、青空の青さにも秋が感じられる今日この頃です。
 先日は北海道へ向かって台風が進んできましたが、北海道の南東をかすめるように通りすぎました。今日は台風一過のような青空が八剣山を浮かび上がらせています。
 八剣山の南側にある農地の一角には、まだ収穫が行われていないトウモロコシの一群が、輝くような秋の陽光を浴びながら、時々吹く風にカサカサと、ささやきながら揺れていました。
 少しずつ秋が深まっており、街のあちこちでも木の葉が赤や黄色に染まりはじめています。
 「定山渓は今が紅葉の見ごろ」とテレビなどで放送されたためか、定山渓へ向かう道路は、大渋滞の状況を呈しています。
 大渋滞の道路に挟まれるように流れる豊平川の河川敷は別世界。あちこちから聞こえる鳥のさえずりや、河川敷の岩のあいだをゆっくりと流れる川の音が聞こえるだけの静かな空間、そして紅葉がはじまった八剣山を望むことができます。
平成23年9月26日 平成23年10月9日
緩やかな川の流れと八剣山 激流の豊平川と八剣山
 お盆を過ぎましたが、相変わらず刺すような暑さの日ざしが照りつけています。しかし、朝晩の涼しさの中に、秋の気配が少し感じられるようになった今日この頃です。
 いつもは豊平川の水量が少ないため川底を見せながら流れていますが、川の上流でも2〜3日雨が降り続いたためか、川の流れが岩にぶつかり、白波を立てて流れています。
 八剣山のふもとの果樹園では、ブルーベリーやプルーンの収穫がはじまりました。
 4日間ほど雨が降り続いています。その雨は、いつもより強く、そして長時間降り続いたことから、畑の低い部分には雨が溜まって池のようになっているほか、たっぷりと雨を吸い込んだ畑の土 は、人の侵入を許さない泥沼状態です。
 八剣山地域の入口にかかる砥山橋の下を流れる豊平川は、いつもは申し訳程度にチョロチョロと流れていますが、今日は、腹に響きわたるような音を立てた泥水が、波しぶきを立てながら激流と なって流れています。
(平成23年8月19日) (平成23年9月6日)
建築中の研究所と八剣山 黄色い花の群落と八剣山
 しばらく雨模様の天気が続いていた八剣山周辺に、太陽の光と青空が戻ってきました。これまでの雨で、露地のサクランボの多くには割れが入ったりカビが目立っており、1週間前にこの天気がずれていればと思われてなりません。
 この青空のもとで、八剣山周辺地域などで収穫したブドウを使用してワインづくりの研究を行う施設である「八剣山さっぽろ地ワイン研究所」の建物の建築が、8月末の完成をめざして急ピッチに進められています。
 さくらんぼ祭りが終了した7月下旬以来、2週間以上も暑い日が続くとともに、まとまった雨が降らない天候が続いています。
 それまでに降った雨が土の中に残っているためか、植物はいきいきとしていますが、この天候が続くとなると、少し雨が恋しくなってきます。
 この天候の中、豊滝小学校のグランドを見下ろす高台には、オオハンゴウソウの花が2メートル近くに生長し、咲き乱れるように咲いています。
(平成23年7月21日) (平成23年8月6日)
咲き始めたルピナスと八剣山 真っ赤なサクランボと八剣山
 八剣山のふもとの果樹園では、サクランボやリンゴなどの小さい果実が、一日ごとに少しずつ生長しているほか、5月から6月にかけて畑に植えられたジャガイモやトウモロコシなどの野菜も、芽が出てから日ごとに生長してきており、一部の農家ではイチゴ狩りも始まりました。
 小金湯温泉に向かって八剣山トンネルを抜けた道路のわきにはルピナスの花が咲き始めており、今年も200メートルにわたって白やピンク、青の花が楽しめます。
 朝方までは山全体が霧で覆われていた八剣山も昼に近づくに従って晴れわたり、緑の葉がまぶしいばかりに輝いています。
 この時期、八剣山のふもとでは真っ赤になったサクランボの実が、たわわに実っています。
 いよいよサクランボ狩りの季節を迎えました。ふもとの果樹園には、自家用車で家族や友人と訪れる皆さん、観光バスで町内会や職場の人と訪れる皆さんなど、たくさんの皆さんがサクランボ狩りに訪れていました。
(平成23年6月16日) (平成23年7月10日)
満開に咲く桜と八剣山 散りはじめた花びらと八剣山
 明るく晴れわたった青空に、薄い雲がたなびいています。八剣山周辺のあちこちでは、例年よりも遅れて薄いピンクに彩られはじめました。
 栄橋から小金湯温泉に向かって上っていく道路に沿って数本の桜が植えられており、その桜が満開の季節を迎えていました。すぐそばにある二見桜も今が満開で、時々吹く風に花びらを散らしはじめています。
 周辺の果樹園でもウメが満開のほか、サクランボの白い花が咲きはじめました。
 八剣山周辺の果樹園を真っ白く染めていたサクランボの花も終わりに近づき、サクランボの木々も、時々吹く強い風に花びらを散らしはじめるとともに若葉を生長させ、白い色の衣装から緑色の衣装へと、衣装替えをはじめています。
 花びらの散った枝には、マッチの軸のような小枝を四方八方に伸ばし、先端にはマッチの先のよ うに小さなサクランボの実が付いています。
 今年の「八剣山さくらんぼ祭り」は7月17日の日曜日に決まりました。
(平成23年5月18日) (平成23年5月30日)
早春のブドウ畑と八剣山 咲き出したコブシの花と八剣山
 4月中旬を迎えた八剣山のふもとからは、すっかりと雪が消えました。しかし北側の斜面や日陰には、まだたくさんの雪が残っています。
 八剣山の南側のふもと、木を切り倒して開いた畑には1メートルほどの支柱が数多く立てられており、そこに40〜50センチに生長したブドウのツルがたくさん植えられています。
 木の支柱は等間隔に立てられており、南はしの支柱には白いプレートにワイン用ブドウの種類名が記載されていました。
 5月を迎えた八剣山のふもと。少しずつ木々が黄緑色の若葉を出しはじめ、足もとではツクシやヨモギ、そして日光の当たる斜面ではタンポポの花も咲きはじめました。
 木々のあちこちからは、小鳥のさえずりが聞こえてくるほか、雪解け水が勢いよく流れる豊平川の音に混じるように、畑を耕す耕耘機の音も聞こえてきます。
 今年も、八剣山のふもとから、白いコブシの花が八剣山の山頂をめざして登りはじめました。
(平成23年4月19日) (平成23年5月6日)
硬雪の果樹園と八剣山 間近に迫った春と八剣山
 八剣山のふもとの果樹園は、まだ50〜60センチほどの雪におおわれています。
 この時期の雪の表面は、昼間の気温上昇で溶けますが朝方の寒さで凍るため硬くなっており、雪の上を歩くことができます。
 果樹園の中では、サクランボの枝やリンゴの枝の剪定作業が行われており、樹下には切り取られた枝がたくさん落ちていました。
 春分の日から10日以上も過ぎたところですが朝方は気温が氷点下まで下がるなど、体が寒さで引き締まる日々が続いています。
 しかし、青空を流れる雲間から差し込んでくる日ざしには春の暖かさが感じられるようになり、この1週間で雪解けもかなり進みました。
 八剣山とその南側の地域を見わたせる丘に建つ豊滝小学校の玄関は、先生方によりきれいに飾り付けられており、まもなく迎える新入生のための準備も整ったようです。
(平成23年3月21日) (平成23年4月4日)
石窯パンの小屋と八剣山 雪とビアンカハウスと八剣山
 1年で一番寒い時期を過ぎ2月に入ると、天気が良くなる日が続くとともに、昼間の気温がプラ スになる日もあらわれました。
 八剣山のふもとの積雪は、これまでのところ例年よりも少ない状況が続いています。
 果樹園の木々の芽は、しっかりと硬い殻に包まれて、春を夢見ながら深い眠りについています。
 八剣山のふもとの石窯でパンを焼いている小屋には、パンを焼くときに使う大きな薪が、入口の壁に積まれています。
 ここ2〜3日降り続いた雪により、少し汚れが目立っていた雪原も白さを取り戻したようです。
 まぶしいぐらいに晴れわたった八剣山のふもと八剣山果樹園の園地には、雪原の中にマウンテンバイクのコースが作られており、休日にはたくさんの皆さんが訪れて、およそ1.2qもある雪のコースでのレースを楽しんでいます。
 敷地内にあるビアンカハウスに設置されている太陽光パネルや風車が、太陽の光や時々吹く風を受けながら発電を行っていました。
(平成23年2月5日) (平成23年2月21日)
新春の豊滝神社と八剣山 青空と白い大地と八剣山
 青空に流れる雲をとおして太陽の光が柔らかく降りそそぐ、おだやかな正月を迎えています。
 豊滝小学校の北東200メートルほどの所には八剣山を望むよう豊滝神社が建立されています。
 平成8年に国道の切替工事のため現在地に移されたため神社を囲う木々も細くて小さく、八剣山を覆うほどに生長していません。
 しかしこの神社には天照大神と山の神が祭られており、八剣山とその周辺の人々の営みを見守っています。
  札幌の一部の地域では積雪が例年を越えているようですが、八剣山の周辺では例年よりも積雪が少ない状況が続いています。
 しかし、寒さは例年と変わりなく、このところ毎朝の気温が氷点下10度以下になる日が続いており、このため大気中に漂う水蒸気も凍り付いて雪とともに降るためか、晴れた日には青空がいつもより高く、そして青さが濃く感じられます。
 八剣山のふもとは一面の白い雪の中、おだやかな日々が続いています。
(平成23年1月2日) (平成23年1月15日)
ロッジ風の建物と八剣山 山の神さまの石碑と八剣山
 12月も中旬を迎え、八剣山の周辺にはうっすらと雪が積もっていますが、今日の気温は4〜5度と平年より高く、雪が溶け出しています。
 八剣山の東側のふもとには、木造のロッジ風の建物が建っており、入り口には「詩酔洞」の文字が見えます。庭に植えられた苗木には冬囲いがされ、しっかりと冬の準備が整っているようです。
 天気予報によると、八剣山周辺においては、明日から雪が降り続くようです。
 砥山発電所前の、豊平川の流れを見下ろす崖の上には、札幌軟石でつくられた「山の神さま」の石碑が葉の落ちた木々の向こう側に見える八剣山を見守るように建っています。
 以前は小さなほこらもありましたが、木材会社の撤退で、ほかの場所に移されたようです。
 青空に薄い雲が広がり、太陽のやわらかい光がその雲をとおしてさしこむ、おだやかな八剣山の2010年の年の瀬を迎えた一日です。
(平成22年12月11日) (平成22年12月26日)
倒壊したブドウ棚と八剣山 初冬の日ざしに輝く八剣山
 10月下旬の大雪により、八剣山周辺の果樹園は大きな被害を受けました。特にブドウについては まだ葉が繁っていてその上に湿った雪が積もったことから重みで棚ごと倒壊し、太い木が裂けたり 根本から倒れたりと、全滅に近い被害を受けたところです。
 復旧に当たり、多くの皆さんがボランティアとして駆けつけ、ワイヤーや番線の取り外し及び倒 れた支柱の撤去を手伝ってくださいました。
 この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。
 おだやかに晴れ上がった青空のもと、まぶしいばかりの太陽の光が、冬の始めを迎えた八剣山にまぶしいばかりに反射しています。
 早いもので、先月の大雪被害からひと月が経過し、被害を受けた農家では、ほぼ復旧が終了したところですが、果樹が被害にあった果樹園では、来年以降の収穫が懸念されるところです。
 八剣山のふもとの林でも、幹が裂けて白い傷口をさらしていたり、枝が折れて垂れ下がったりしている木があちこちで見受けられます。
(平成22年11月13日) (平成22年11月27日)
ダムと紅葉と八剣山 黄金色の林と初雪の八剣山
 山の頂上から例年よりもゆっくりと降りてきた紅葉前線も平野部に達し、街の中の木々も赤や黄色に葉の色を変えてきています。
 白川浄水場そばの茂岩ダムは豊平川の水を溜めて、その一部を勢いよく放水しています。
 ダムの周辺の木々も少しずつ葉の色を緑色から赤や黄色に変えてきており、晴れわたった青空にこの時期ならではの美しい景観を見せています。
 八剣山周辺の果樹園は、ブドウやナシ、リンゴなどの果物狩りの真っ最中です。
 先ほどまで曇っていた空からは、まぶしいばかりの西日が差してきて、ミズナラやカエデの黄色に染まった葉が黄金色に輝いています。
 その木々の根元や八剣山の山頂には、先日降った初雪が西日を反射して白く輝いています。
 しかしこの初雪は水分を含んだ重い雪だったことから、八剣山周辺の農家に大変な被害をもたらしました。収穫の真っ盛りであるリンゴの木が、雪の重みで枝が折れたり幹が裂けたりして大きな被害を受けており、来年以降の収穫が心配です。
(平成22年10月11日) (平成22年10月28日)
遅れて到着した秋と八剣山 赤いナナカマドの実と八剣山
 天気の良い日中は暑さが戻ってきますが、最近になってやっと朝晩の気温が下がり、少し肌寒さを感じられるようになってきました。
 八剣山の周辺でも、真っ青に晴れた青空のもと、白やピンク、赤いコスモスの花があちこちで咲き乱れているほか、小さいひまわりの花の黄色い花びらの真ん中ではたくさんの種が作られています。
 八剣山のふもとの果樹園ではプルーンの収穫が行われており、まもなくぶどう狩りも始まろうとしている今日この頃です。
  本日の気温は、先日までの暑さはどこへ行ってしまったのかと思えるほど、日中も肌寒く感じられます。
 寒さが深まるにつれて、八剣山の周辺の木々も少しずつ黄色くなりはじめ、豊滝小学校のそばの清勝寺のナナカマドの木は、実が真っ赤になって秋の到着を伝えています。
 簾舞通行屋祭りの会場では、この秋に八剣山の周辺で収穫された野菜や果物などを、会場を訪れた皆さんが買い求めていました。
(平成22年9月12日) (平成22年9月26日)
ジャガイモの白い花と八剣山 鈴なりのプラムと八剣山
 今年の7月、札幌の日照時間は、これまでの最少を記録したそうですが、八剣山地域でも太陽が顔を出したのは短時間で、曇りや雨の多い7月となりました。
 しかし、例年は7月下旬に終了するさくらんぼ狩りが、8月上旬になっても行われています。
 今日の八剣山は、ジリジリとした日ざしが雲に隠され時々風も吹いて、しのぎやすい気候です。
 国道横の畑では、まっ白に咲いているソバの花が、時々吹く風にゆれています。
 例年は、お盆を過ぎる頃から、昼間の気温は暑くても朝晩は涼しい風に秋を感じるようになるのですが、今年の気候は昼だけでなく夜も蒸し暑い日々が続いています。
 ここ八剣山のふもとにある砥山ふれあい果樹園でもプラムやプルーン、リンゴなどが、収穫の秋に向け少しずつ実が大きくなってきました。
 果物は、昼間と朝晩の温度差が大きいほど甘みが増すとのこと。枝に鈴なりのプラムは、甘くておいしい実になるのか、少し心配なこの頃です。
(平成22年8月6日) (平成22年8月22日)
ジャガイモの白い花と八剣山 真っ盛りの夏の深緑と八剣山
 八剣山果樹園の入り口に植えられているジャガイモ畑では、咲きはじめた白や薄い紫、濃い紫色など、色鮮やかなジャガイモの花が、シトシトと降る雨に濡れていました。
 土の中では新ジャガが、雨を受けてすくすくと育っている季節です。
 八剣山の周辺の果樹園では、さくらんぼが赤く色づきはじめ、さくらんぼ狩りを楽しむために、家族連れや友人どおしで訪れる姿を見かけるようになりました。
 八剣山さくらんぼ祭りも終了し、本州方面では毎日うだるような猛暑日が続いているようですが、八剣山周辺では晴れて暑い日があったり曇りや雨で涼しい日が続いたりと、天気がめまぐるしく変わっています。
 朝方に周辺をおおっていた霧が晴れて青空がのぞいてきた八剣山のふもとでは、全体に濃い緑色の葉を繁らしている木々から、夏の太陽の光を浴びて蒸発した水滴が、大気中を水蒸気となって漂い、うっすらとモヤがかかっています。
(平成22年7月10日) (平成22年7月23日)
満開のリンゴの花と八剣山 色づいたさくらんぼと八剣山
 澄みきった青空に浮かぶように、新緑の衣装をまとった八剣山。
 そのふもとの果樹園では、サクランボやウメ、プルーンなどの花が終わり、今はリンゴの白い花が満開とばかりに咲きみだれています。
 リンゴの木のすぐそばにあるサクランボの枝には、咲き終えた花からマッチの先ほどの小さな実が、少しずつふくらみ始めていました。
 開花が平年より遅れたため「八剣山さくらんぼ祭り」は、7月18日の開催となりました。
 さわやかに澄んだ八剣山周辺の空気の中を、ポプラの綿毛が風に吹かれて漂っています。
 開花が遅れていたさくらんぼやりんごの実が、生長の遅れを取り戻しつつありますが、ここ数日間は気温が高いため、汗だくになりながらの農作業をしています。また、一部には高温によるカビの病気が発生しているとのことです。
 7月18日(日)は、第9回八剣山さくらんぼ祭りが開催されます。皆さんのおいでを、関係者一同お待ちしております。
(平成22年6月6日) (平成22年6月28日)
エゾエンゴサクの群落と八剣山 桜とコブシの花が咲く八剣山
 5月に入って、やっと八剣山周辺にも春が訪れたようで、3日間ほど天気の良い、すがすがしい日々が続いています。
 八剣山の北側にある林、笹が切れて光が当たる斜面には、青空のかけらをまき散らしたように、青いエゾエンゴサクの花が咲き競っています。
 また、林のあちこちからは春の陽気に誘われたように、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえてきますが、その中でもウグイスはホーホケキョのケキョの数を競っているようです。
 八剣山の周辺にも例年より遅れて桜のピンク色の花とコブシの白い花が辿りつき、少しずつ八剣山を登っており、それを追いかけるように木々の若葉の緑も登りはじめています。
 昨年のこの時期は、ふもとの果樹園は八重桜のピンクとサクランボやリンゴの白い花で覆われていましたが、今年の果樹園はサクランボの花芽がふくらんで、一部に白く見えるだけです。
 今年は花芽を鳥が食べる被害にはあっておらず、果樹園が一面白く染まるまでまもなくです。
(平成22年5月4日) (平成22年5月16日)
水量が増えた豊平川と八剣山 ふくらみ始めたつぼみと八剣山
 4月に入り、暖かい日と寒い日が交互にせめぎ合いながら、少しずつ暖かくなってきています。
 冬の豊平川は水量がほとんどなく、小さい流れが這うように川底の一部を流れていましたが、雪解けにより少しずつ水量が増えてきています。
 4月下旬になると、多くの支流から集まってきた雪解け水が川幅いっぱいに広がって、勢いよく音を立てて流れるようになります。
 川岸に生えている柳の枝の白い綿毛に、春が近いことを知らされる今日この頃です。
 4月下旬となりましたが、暖かい日が例年よりも少なく、この時期になってやっと八剣山周辺の 畑や果樹園からも雪がなくなりましたが、日蔭や雑木林の中などには、まだ雪が残っています。
 さくらんぼの木の下には、雪深い時期にせん定された枝が散らばっていました。また、枝に固ま って付いているつぼみを見ると少しふくらんできており、一部には緑が見えるものもあります。
 寒い日が続いている中でも、少しずつ春は近づいてきているようです。
(平成22年4月4日) (平成22年4月23日)
赤い屋根の離れと八剣山 間近に近付いてきた春と八剣山
 雲が見当たらないほどに晴れわたって、地表をおおう雪に光が反射してまぶしいばかりです。  八剣山のふもとの白壁の邸宅の裏には小さな庵があり、今の時期はツタのツルが壁に張り付いているだけですが、季節とともに、壁一面をおおうツタの葉が色とりどりの変化を見せてくれます。  この邸宅の横にある果樹園では、硬く凍り付いた雪の上で、サクランボやリンゴなどの木の枝を整理するためのせん定作業が行われています。
 昨夜からの雪が木々の枝や残雪の上にうっすらと積もり、いつもより暖かい朝を迎えました。
 豊平川の近くに立つシラカバの枝にも雪が積もり、周囲の静寂を破るようにアカゲラが木をつつくと、枝から雪が地面に向かい舞い降ります。
 天気予報では、午後から明後日にかけて春の嵐が訪れそうですが、今は八剣山の中腹を小さな雲がゆっくりと流れていく、おだやかに春が近づいてきている八剣山です。
(平成22年2月27日) (平成22年3月20日) 
朝焼けに染まる雲と八剣山 少しずつ近付く春と八剣山
 前日の夕方からハラハラと綿のように降り続いていた雪も、明け方までには10センチほどの積雪となっています。
 この季節は7時ごろ日の出を迎えますが、今朝は晴れわたった空に残っている雲が、山の間から昇る朝日に照らされて、紅く輝いています。
 明るくなるにしたがい、木の枝に積もった雪がまぶしく輝いてきました。  静かに明けていく穏やかな朝を迎えた、1月最後の日の八剣山です。
 2月はじめは全道的に冷え込み、氷点下30度を下回った地域もあり、八剣山のふもとも厳しい寒さが続きました。この寒さにより、果樹の花芽が影響を受けていないか心配です。
 この寒い季節でも果樹園では、リンゴやサクランボなどの枝のせん定が行われていました。
 今年は例年よりも雪が少なく、作業についても順調に進んでいるとのことです。
 今週に入り気温も上昇しており、季節は少しずつ春に近付いているようです。
(平成22年1月31日) (平成22年2月11日)
雪に埋まるログハウスと八剣山 穏やかに過ぎ去る時と八剣山
 あけまして おめでとうございます。
 2010年の新春を、皆様方はどのように迎えましたでしょうか。
 八剣山のふもとは、昨年末から降り続いていた雪もやっと上がり、木々の枝には大きな綿のような雪が積もっています。また、1メートルを超える積雪に太陽の光が反射して、一面が白い静寂の世界におおわれています。
 今年の八剣山発見隊の活動におきまして、皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。
 晴れわたりまぶしいほどの青空を、ゆっくりと雲がとおり過ぎていきます。  八剣山のふもとは1メートルほどの雪が積もっており、日かげとなっている部分には、空の青さが色濃く影を落としています。
 札幌市内などでは昨夜から40センチの積雪があり交通機関が乱れているとのことですが、ここでは1センチほどの積雪があっただけでした。
 ときどき車が八剣山に向かって通り過ぎるなど、ここには穏やかな時間が流れています。
(平成22年1月3日) (平成22年1月17日)
雪に埋まるログハウスと八剣山 白い雪で化粧した八剣山
 12月もなかばとなりましたが、八剣山にも、ふもとの畑や果樹園にも、例年のような雪景色がほとんど見られない状況が続いています。
 例年ですと20〜30センチほどの雪におおわれている八剣山のふもとも、日陰には先日降った雪が少し残っている箇所がありますが、日の当たる箇所に雪は見当たりません。
 気温も例年以上に温かいようですが、週間予報によりますと、明日からは毎日のように雪だるまのマークが続いています。
 いつもの年より積雪が遅かった八剣山も、12月の半ばを過ぎてやっと白く雪化粧しました。
 しかし、積雪量は例年よりも半分程度と少なく、20〜30センチほどにとどまっています。
 八剣山のふもとの果樹園では、すでに来年の準備に向けたサクランボのせん定作業が始まっていました。雪が少ないせいか、いつもの年よりも順調に作業が進んでいるようです。
 今年も残すところ、あと数日。新しい年が皆さんにとってすばらしい年でありますように。
(平成21年12月13日) (平成21年12月27日)
枝いっぱいのリンゴと八剣山 ぶどうの棚と紅葉に染まった八剣山
 10月に入ると八剣山の山頂も、赤や黄色の葉が目立つようになってきました。あと1週間ほどで、紅葉の見ごろを迎えようとしています。
 ここ西本果樹園には大きい栗の木の林があり、木の根元にはイガと熟した栗が落ちており、栗を拾うため、たくさんの皆さんが来ていました。
 また、園内にはたくさんのリンゴの木もあり、赤色や黄色に色づいたリンゴがたわわに実り、まもなく収穫の季節を迎えようとしています。
 10月の中旬にしては、太陽が顔を出してくると、汗ばむほどに暖かくなる一日です。
 八剣山も、山全体が赤や黄色、そして緑色に染まっており、一年中で一番、色あざやかな季節を 迎えています。
 砥山ふれあい果樹園のぶどう棚には、まだたくさんの黒ぶどうが下がっており、秋のさわやかな 季節の一日を、家族でぶどう狩りで楽しむため、数組のお客さんが訪れていました。
(平成21年 10月3日) (平成21年10月18日)
緑の中のログハウスと八剣山 黄金色に輝く稲穂と八剣山
 晴れわたった青空に、白い雲がたたずんでおり、時々雲が太陽を隠し、影が八剣山を覆います。風のない、おだやかな秋の八剣山のひとときです。
 八剣山のふもとに散在する家屋の中でこのログハウスは、大きな樹木のそばに、雄大な八剣山をバックとしており、この地域にマッチした景観を創り上げています。
 季節は一日ごとに秋が深まりつつあり、八剣山の中腹には葉を黄色くした木々が、少しずつ目立ちはじめました。
 晴れわたった秋の青空の下では、各地において地元で収穫された野菜や果物を直売する収穫祭がはじまっています。
 八剣山の東側にある砥山橋からは、8月には太陽の光を浴びて緑色に輝いていた田んぼの稲が黄色く変わり、重くなった稲穂が風に揺れながら、田んぼに黄金色のさざ波を起こしています。
 まもなく、稲の刈り入れの準備が始まる季節を迎えた八剣山です。
(平成21年9月6日) (平成21年9月20日)
穂が出てきた稲と八剣山 秋が漂いはじめた八剣山
 7月は雨や曇りの日が多く、収穫期のさくらんぼの実が雨により割れたり、カビが生えて腐れたりと、大きな影響が出たところです。
 8月に入ると忘れていたように太陽が顔を出し、夏らしい日が続いており、ここ上山農園の田んぼでは、いつもは8月上旬に出てくる穂が遅れて出てきて、穂から小さなおしべを出しています。
 収穫の秋までもうまもなくですが、今年は例年より少し遅れそうです。
 8月に入り、やっと天気の良い日が続くようになり、生長が遅れていた八剣山周辺の農家の野菜や果物も、少しずつ遅れを取り戻してきています。
 まだ太陽の日ざしは痛いように感じられますが、日陰に入ると吹く風に涼しさが感じられるようになり、また、草原からは秋の虫の鳴き声が聞こえはじめてきました。
 秋が、もうそこまで来ているような夏の終わりを迎えた八剣山です。
(平成21年8月12日) (平成21年8月22日)
真っ赤なさくらんぼと八剣山 紫色のジャガイモの花と八剣山
 7月に入っても、曇りや雨の日が多く、なかなか良い天候になりません。しかし、さくらんぼの実も少し遅れ気味ながらも、赤く、そして甘く熟してきました。先週からは一部の果樹園において、さくらんぼ狩りがはじまりました。
 本日は八剣山の向こう側で「八剣山さくらんぼ祭り」が開催されます。もうまもなくしずかな八剣山周辺の果樹園には、さくらんぼ狩りに多くの皆さんが訪れます。
 さくらんぼ祭りは良い天気に恵まれましたが、それ以外の日は曇りや雨の日が多く、陽が顔をのぞかせない日々が続いており、時々肌寒い日があるなど、農作物の生育状況が心配になり出した今日この頃です。
 八剣山果樹園ではジャガイモの品種である男爵やキタアカリなどの花は終わり、今はアンデスという品種が、紫色で中心が黄色い花を咲かせています。ほくほくした味わいのジャガイモが食べられるまで、もうまもなくです。
(平成21年7月12日) (平成21年7月25日)
青いさくらんぼの実と八剣山 生長するトウモロコシと八剣山
 6月に入り、曇りや雨の日が続いており、今日も雨が降る、はだ寒い日となっており、八剣山の山頂には、少し雲がかかっています。
 このような天候の中でも八剣山のふもとの果樹園では、実の付き方が少し少ないように感じられる木もありますが、青いさくらんぼの実が少しずつ大きくなってきています。
 あと半月ほどたって、真っ赤に熟しはじめたさくらんぼが、あちこちの木で見られることを期待している今日この頃です。
 6月はじめからの不順な天候も、3〜4日ほど前から初夏の太陽が照りつけはじめました。
 太陽の光を浴びて、畑の農作物はすくすくと生長しており、ここ八剣山ふもとの上山農園では、1週間ほど前には5センチほどだったトウモロコシが、20センチほどに生長していました。
 果樹園のサクランボも赤く色づきはじめており、真っ赤な実を味見をしてみると、まだ甘さよりも酸っぱさのほうが強く感じられます。
 「八剣山さくらんぼ祭り」まで2週間です。
(平成21年6月14日) (平成21年6月28日)
満開のサクランボの花と八剣山 砥山橋からの豊平川と八剣山
 5月も中旬を過ぎ、八剣山の山肌は、木々の枝から若芽が少しずつ成長しだしたようで、日ごとに緑色に染まり始めています。
 八剣山のふもとの果樹園では、サクランボをはじめ、ナシ、プルーンなどの花が木の枝を、真っ白く染めています。
 また、イチゴ畑でも濃い緑色の葉の裏側から、白い花が顔をのぞかせ始めました。まもなく、真っ赤で甘いイチゴの季節が到来します。
 一日ごとに木々の葉が生長し、若葉色が濃い緑色に変化してきています。
 遠くに見える山の雪も、少しずつ少なくなり、砥山橋から見た豊平川も、先日までの雪解けによる激流が少しずつ収まりを見せてきています。
 まもなく上流のダムで水がせき止められ、豊平川も河床を水がチョロチョロ流れる川になります。
 2週間前は満開だったサクランボの木には、小さな緑色の実がびっしりとついています。
(平成21年5月17日) (平成21年5月30日)
北側から見上げる八剣山 満開の桜の花に隠れる八剣山
 日中に汗ばむ日があるかと思えば、朝夕に雪がちらつくなど、寒暖の差が大きい季節です。
 八剣山の周辺からも、ほぼ雪が融けたように思われますが、ふだんはあまり人が通らない西側の登山道をたどって、八剣山の北側に回り込んでみると、登山道のあちこちには、まだ雪が融けずに残っているほか、八剣山の北斜面にも多くの雪が残っていますが、でも日の当たる場所では、エゾエンゴサクの花が、青い花を咲かせ始めています。
 5月の連休が始まるときに咲きはじめた桜の花も、今が満開の時を迎えています。
 八剣山の周辺でも、たくさんの桜が薄いピンクや濃いピンクの花で満開になっており、それが快晴の青空に映え美しい景観を織りなしています。
 その景観を、通りかかった人が車を止めて眺めていたり写真を撮ったりしています。
 満開となった桜の花に続けとばかりに、ふもとの果樹園のサクランボの花も、つぼみがはじけるように、白い花を咲かしはじめました。
(平成21年4月18日) (平成21年5月6日)
ふくらみ始めたネコヤナギと八剣山 清勝寺の境内から望む八剣山
 3月も下旬に入り、日ごとに積雪が少なくなっていることが感じられる、今日この頃です。
 八剣山へ向かう途中の国道は、すっかり雪も融けて乾いており、下り車線をたくさんの車が、スピードを出して走っています。
 気温が平年より高いためか、道路わきのネコヤナギも、白い綿毛をふくらませはじめました。
 しかし、八剣山のふもとの果樹園には、まだ1メートル近い積雪が残されています。
 日ざしに、少しずつ力強さが戻ってきて、日中には気温が10度を超える日もあります。
 国道から豊滝小学校に降りていくところにある清勝寺の前からは、大きな木々の間にぽっかりと八剣山を望むことができ、このところの良い天気で、八剣山の南側斜面からは、少しずつ白い部分が少なくなっています。
 八剣山のふもとの農家の畑や果樹園は、まだ雪におおわれていますが、それでもあちこちから地面が顔をのぞかせるようになってきました。
(平成21年3月20日) (平成21年4月4日)
降雪の晴れ間の青空と八剣山 雪解けの季節を迎えた豊平川と八剣山
 2月のはじめまでは、例年よりも降雪が少ないようでしたが、ここ数日は雪が降り続いており、八剣山周辺地域はすっかり雪に埋もれています。
 特に昨日からは雪が降り続くとともに風も強く吹いて八剣山も霞んで見えますが、ほんの短時間ですが、雪がやんだと思ったら八剣山上空が晴れわたり、降り積もった雪に太陽の光が反射して、八剣山がまぶしく輝いています。
 もうすぐ3月。春は間近まで来ています。
 3月に入っても天候がすぐれない日々が続いており、曇り空からは雪が降るだけでなく、気温が高いせいか、雨の日もあります。
 そのような3月ですが、久しぶりで雲がほとんど見えないぐらいに晴れわたりました。
 八剣山に向かうように流れている豊平川は、すでに川面の氷が溶けて、雪解けの水を川幅いっぱいに集めて流れています。
 八剣山のふもとにも、ゆっくりと春の足音が近づいてきているようです。
(平成21年2月22日) (平成21年3月8日)
木立の中を流れる豊平川と八剣山 雪の中の果樹園と八剣山
 今年の冬は例年になく暖かい日が続いており、1年のうちで一番寒い時期である1月下旬の八剣山周辺も雨まじりの日があり、湿った雪が朝の寒さで凍り付いて硬く絞まって除雪に苦労したり、道路がツルツルのため、歩いたり車の運転が慎重になったりしています。
 すっかりと葉が落ちた木々の間を、凍り付いていない豊平川が、八剣山に向かってゆっくりと流れていきます。
 例年より暖かい日が続いたせいか、積雪が少ない状況が続いていましたが、昨日は一日中雪が降り続き、30センチ以上の新雪があらたに積もったようです。
 本日は、昨日の天候とはうって変わって、朝から太陽の光が新雪に反射し、まぶしいばかりです。
 ここ八剣山のふもとの西本果樹園では、12月から春にかけて、今年も立派な実がなるようにサクランボやリンゴの枝のせん定が行われています。
(平成21年1月25日) (平成21年2月7日)
上砥山神社の鳥居と八剣山 道路情報館から望む八剣山 
 平成21年、八剣山のふもとでは、例年よりも暖かく、おだやかな正月を迎えています。
 平成20年12月8日、首相官邸で開催された立ち上がる農山漁村有識者会議において「砥山農業クラブ」の活動が「平成20年度立ち上がる農山漁村」として、全国の47団体とともに選定されました。今回の選定は連携して活動を行っている八剣山発見隊の活動についても、国に評価されたものであると言えます。
 1月も中旬となり、道路情報館の裏側にある駐車場から望む八剣山は、山頂の岩肌を雪がおおっているほか、崩れている部分も雪がおおって、まっ白になっています。
 ときどき細かい雪が舞って八剣山を白いベールに包んだり、雲の切れ間から太陽の光が差し込んで照らしたりと、微妙に見る姿を変えながら、おだやかな年始めのひとときを迎えている八剣山です。
(平成21年1月2日) (平成21年1月12日) 
トンネルの前から見上げた八剣山 雪のさくらんぼ園と八剣山
 八剣山周辺の畑や果樹園には15センチほどの積雪となっており、天気の良い日には雪に太陽の光が反射して、まぶしいほどです。
 トンネルのそばから上を見上げると、木々の葉が茂っている季節には見ることができない八剣山の山頂が、青い空に浮かんでいます。
 雲一つ見えないように晴れわたった青空、風がなく寒さもそれほど感じられない穏やかな八剣山の一日です。
 12月上旬にはうっすらとしかなかった雪も、ここ2〜3日で30センチほども積もり、あたり一面まっ白な雪景色となっています。
 八剣山山頂も岩に雪が張り付いたように白くなっており、薄い雲がたなびく青空に、太陽の光を浴びてまぶしく輝いています。
 ふもとの果樹園も雪の中に静まりかえっており、枝には昨夜からの雪がふんわりと積もって、白く花が咲いたようになっています。
(平成20年11月29日) (平成20年12月13日)
さわやかに晴れた秋空と八剣山 晩秋の豊平川の流れと八剣山
 さわやかに晴れわたった秋の空から、11月の太陽の光がまぶしいように降りそそぎ、八剣山が輝いているように見えます。
 夏には背丈ほどの高さに成長していたトウモロコシも、すでに収穫が終わっており、茎の部分は細かく砕かれて畑にまかれており、トラクターですき込まれようとしています。
 ふもとの果樹園では、まもなく収穫の日を迎える真っ赤なリンゴが、木の枝で揺れていました。
 空には薄い雲がかかり、やわらかい太陽の日ざしが、葉を落とした木々の枝をとおして、木もれ日として差し込んできます。
 豊平川が八剣山に向かって流れているこの場所は、ゆっくりと流れる川のせせらぎと、時々聞こえる木々の枝を飛び回っている小鳥の鳴き声のほか、音が聞こえない静かな空間となっています。
 先日降った雪が日かげに少し残っていますが、八剣山周辺が雪におおわれる季節もまもなくです。
(平成20年11月1日撮影) (平成20年11月15日撮影) 
秋の日ざしと紅葉で染まる八剣山 西側登山口から望む八剣山
 前日の夜に降っていた雨も上がって、澄み切って高くなったように感じる青空のもと、まぶしいばかりに秋の日ざしが差し込んできます。
 山頂から始まった紅葉もふもとまで辿りつき、八剣山一面が紅葉に彩られています。
 ふもとの果樹園には多くの人が訪れ、りんごの早生種の「つがる」や「さんさ」を買い求めており、晩生種の「ハックナイン」や「ふじ」は、日光にあてるために葉もぎが行われていました。
 10月も中旬を過ぎ、八剣山周辺の木々は紅葉の時期から落ち葉の時期にを迎えており、白樺の木はほとんど葉を落としています。
 しかし、また緑から黄色に替わりはじめている葉や、黄色に色づいて周辺の空気を黄色に染めている葉、茶色に染まりながらもしっかりと木々にしがみついている葉もあり、森の中では、まだまだ紅葉の余韻は感じられます。
 登山口からは、山頂からの景色をながめようと、多くの皆さんが山頂をめざして登っていきます。
(平成20年10月4日撮影) (平成20年10月18日撮影) 
赤く色づきはじめたりんごと八剣山 秋分の日ざしに輝く八剣山
 さわやかに晴れわたった秋空のもと、八剣山のふもとの果樹園では、りんごが赤く色づきはじめました。
 西本果樹園のりんご園では、小学生とその親御さんが参加した砥山農業小学校の授業が行われており、りんごが日光を浴びて赤くなるよう、実にかぶさった葉を摘みとっていたほか、収穫の時に、真っ赤なりんごに名前や絵を書いて白っぽく浮き上がらせるため、シールを貼り付けていました。
 秋分の日ざしが、まぶしいばかりに、八剣山の山頂が輝いています。風が強く吹いているためか、真っ青な空を、ちぎれ雲がかたちを変えながら、大急ぎで流れていきます。
 八剣山の山頂からすぐしたの森は、真夏の濃い緑色から、赤や黄、黄緑色に変化した葉が目立ちはじめました。
 さわやかに晴れわたった秋の一日、ふもとの果樹園には、ぶどうやプルーン、りんごなどの果物狩りに、たくさんの家族連れが訪れていました。
(平成20年9月17日撮影) (平成20年9月23日撮影)
とうもろこし畑からの八剣山 パークゴルフ場からの八剣山
 8月に入って、雨らしい雨が降っていなかった八剣山周辺地域では、15日の一日にわたって降っ た雨が恵みの雨になったようで、木々や畑の農作物の緑が、まぶしく感じられます。
 ここ、上山農園の畑では、数十種類の農作物が収穫の秋に向け日ごとに生長を続けており、特に2メートルを超えたとうもろこしの足もとには、はちきれんばかりに生長した実が、収穫をいまかいまかと待っているようです。
 朝の曇りがちの空から、昼頃には、さわやかな秋の青空が広がってきました。
 八剣山地域の一番奥に位置する高島観光ファームには、朝早くからパークゴルフを楽しもうと、たくさんの皆さんが訪れ、36ホールあるコースは、プレーする皆さんで混雑ぎみです。
 道路に面したいちご畑では、来年のいちご狩りの準備に向けて、いちご畑の整理と苗の植え付け作業がはじまっています。
(平成20年8月17日撮影) (平成20年8月31日撮影)
深緑と霧にけむる八剣山 黄色くなりはじめた梅と八剣山
 
 さくらんぼ祭りから1週間が経ち、さくらんぼの季節も八剣山周辺では、そろそろ終わりになってきたようです。
 露地のさくらんぼは先日来の雨で終わり、ハウスの中のさくらんぼも、木の上などにパラパラと実がついている程度です。
引き続き梅が収穫の季節を迎えるほか、プラムやプルーンもお盆ごろから収穫がはじまり、秋の収穫の季節に向かってまっしぐらです。
 8月も間近となる八剣山周辺地域では、さくらんぼが例年より早く終了し、今年は梅が生り年のためか、木の枝にピンポン球ぐらいの大きさの梅が、黄色くなって数珠つなぎの状態です。
1本の梅の木に500個ほどの実がなっており、取っても取っても、取りきれないぐらいで、昨年は梅の成りが悪くて、購入の要望に応えられませんでしたが、今年は梅漬け、梅酒、梅ジュース、梅ジャムなど、要望には十分に応えられそうです。
(平成20年8月17日撮影) (平成20年7月27日撮影)
ルピナスの花と八剣山 イチゴ狩りの家族と八剣山
 八剣山周辺の畑では、そろそろ露地もののいちごが赤く熟してきており、赤い実を口に含むと、甘い果汁が口いっぱいに広がり、幸せな気持ちになります。
 札幌市内方向から小金湯温泉に向けてトンネルを抜けると、道路の左側斜面には、ピンクや白、青や紫の色鮮やかにルピナスの花が咲いており、八剣山周辺にも、早くも初夏の季節を迎える準備が整ったことを感じさる今日この頃です。
 朝晩の気温には肌寒さを感じるものの、日中は日ざしがまぶしくて少し汗ばむくらいの、甘い果物の成長には、いい気候が続いています。
 八剣山周辺の果樹園には、真っ赤に熟して甘くなったイチゴをお腹いっぱいに味わおうと、朝早くからお昼過ぎまで、小さい子どもを連れたご家族や女性のグループ、若いカップルなどが、次々と訪れています。
 一口では食べきれない大きな粒もあり、皆さん初夏の甘い味を十分に堪能しているようです。
(平成20年6月15日撮影) (平成20年6月15日撮影)
満開になった八重桜と八剣山 青いサクランボの実と八剣山
 八剣山周辺の果樹園では、すでにさくらんぼの花は散ってしまい、今はりんごの白い花と、八重桜の濃いピンクの花が満開になっています。
 八剣山発見隊では2004年と2005年に「桜の苗木植樹」を行い、八剣山周辺の道路や果樹園、川岸などに植えましたが、今年になって、やっと数輪 の花が咲きはじめました。
 まだ八重桜の木は小さいですが、数年後にはたくさんの花を咲かせてほしいものです。
 今の季節、八剣山は新緑に包まれており、ひと月前には一面にまっ白な花を咲かせていたさくらんぼも、実を少しずつふくらみはじめています。
 でも、花が終わりかけの5月中旬に霜が降り、最近は寒い日が続いていることから、昨年よりは実の数が、少ないように感じられます。
 これから暖かい気候が続いて、ひと月後には真っ赤なさくらんぼが収穫できることを願わずにはいられません。
(平成20年5月18日撮影) (平成20年6月1日撮影)
満開になった桜の花と八剣山 満開のさくらんぼの花と八剣山
 まだ4月の下旬というのに、八剣山の周辺では桜の花が満開となっており、平年よりも2週間ほど早く季節が進んでいます。
 八剣山の中腹でも、ピンク色の桜の花があちこちで咲いているほか、白いコブシの花も目につきます。
 八剣山のふもとでは、桜やコブシの花のほか、エゾムラサキツツジの濃いピンクの花、レンギョウの黄色い花、姫コブシのピンクの花などが一斉に咲いており、春満開の季節を迎えています。
 5月の連休も終了するこの日、八剣山のふもとの果樹園では、さくらんぼやプルーン、ナシなどの白い花が満開を迎えています。
 平年よりも2週間ほど早い季節に、農作業も早めに進んでいますが、今後、寒さがもどってきて霜などにより、植え付けしたばかりの野菜の若芽や果樹の小さい実に被害が出ないことを、願わずにはいられません。
 今年も無事に収穫の季節が迎えられますように。
(平成20年4月26日撮影) (平成20年5月6日撮影)
朝の光にかがやく八剣山 芽吹きはじめたネコヤナギと八剣山
 春分を過ぎ、朝が、日ごとに早く感じられます。
 ここ簾舞の高台から望む八剣山も、残雪に朝日が反射して光りかがやいています。
 八剣山周辺においても、畑や道路周辺の積雪が、かなり少なくなってきました。
 八剣山の裏側の谷沿いには、まだ雪はかなり残っていますが、下のほうからは雪解け水の流れが、谷をおおう雪を溶かしはじめています。
 春が、すぐそこまで近づいてきているようです。
 八剣山の雪も、例年になく暖かい日が続いたことから、日かげに少し残っている程度です。
 豊滝小学校の裏側から、細い道路を栄橋まで歩いて降りてくる途中、小さな谷を流れている小川が、雪解け水を集めて濁流となって流れています。
 その流れのすぐそばにあるネコヤナギの枝は、白い綿毛でおおわれ始めました。
 昨日は八剣山地域にも雪が降るなど、まだまだ寒さの戻りがあるものの、八剣山周辺にも着実に春が近づいている今日この頃です。
(平成20年3月30日撮影) (平成20年4月13日撮影)
豊滝小学校から望む八剣山 早春の小雨にくもる八剣山
 この冬一番と思われる厳しい寒さを追いかけるようにドカ雪が降り続き、ここ八剣山のふもとでも、この季節としては例年を超えた積雪となっています。
 ここ、豊滝小学校に裏に設置されている国蝶のオオムラサキを飼育する緑色のゲージも、周りを深い雪におおわれています。
 明日からは3月。少しずつ強くなる日差しが、みるみる雪をとかしはじめます。
 3月に入ってから太陽が顔を出す日々が続いており、また気温も高い日も続いています。
 昨日からは気温が高く小雨も降り続いており、八剣山も中腹から山頂にかけて、とけた雪から発生した霧によってくもっています。
 八剣山周辺の果樹園や畑に積もっている雪も、毎日のように少なくなってきている今日このごろ、農作業が始まる季節も、もうまもなくです。
(平成20年2月29日撮影) (平成20年3月15日撮影)
簾舞4区バス停からの八剣山  冬の豊平川の流れと八剣山
 先日降った雪により積雪もかなり増えましたが、地域の長老の話では、まだ平年より積雪は少ないとのことです。
 これまで天気のよい日が続いたため、八剣山周辺の果樹園で行われているサクランボやリンゴの木の枝のせん定も、順調に行われています。
 1年のうちで一番寒い時期。これからは日ごとに太陽の光に、少しずつ暖かさを感じられます。
 上空の雪雲が薄くなり、青空が少しずつ広がりだし、先ほどまで降りしきっていた雪が少しずつ 収まってきたことで、白くかすんでいた八剣山も、少しずつはっきりと見えだしました。
 八剣山のふもとには、水かさが少なくなった豊平川が、寒さにも凍ることなく流れているのが見えます。
 日ごとに暖かさが増してきており、雪どけ水が増えはじめる季節も、もうまもなくです。
(平成20年2月2日撮影) (平成20年2月16日撮影) 
2008年の新春を迎えた八剣山 整備中の除雪車と八剣山 
 あけましておめでとうございます。
 新しい年を迎え八剣山周辺は、例年になく穏やかな気候が続き、積雪も例年よりもかなり少ない状況が続いています。
 行き交う車も国道を除いて少なく静かですが、ときどきエゾ鹿の狩猟なのか「ターン」という音が、地域の中に響きわたります。
 薄い雲のベールをとおして太陽の光が降りそそぐ、おだやかな年はじめの一日です。
 札幌市内では前日の夜から20cmをこえる降雪があり、木の枝にはまっ白な雪が積もって、朝日を浴びて輝いていました。
 しかし、八剣山の周辺ではほとんど降雪がなく、ここ道路情報館の裏手にある車庫では、雲が切れはじめた青空の元で、出動に向けた除雪車の整備が進められています。
 八剣山周辺でも、朝晩は氷点下10度を下回る日もある一年で一番寒い季節をむかえています。
 
(平成20年1月6日撮影) (平成20年1月19日撮影) 
国道を行き交う車と八剣山 山並みを背景に従える八剣山 
 12月に入りましたが、まとまった積雪は少なく、八剣山の周辺でも畑は3〜4センチの積雪で、道路は日かげの部分が圧雪になっています。
 簾舞の高台から八剣山を望むと、横を通る国道230号をたくさんのトラックやバス、乗用車が、定山渓方面または札幌市内方面へと行き交っています。
 八剣山のふもとの果樹園では、来年に向けたさくらんぼなどの木の枝のせん定が始まりました。
 道路情報館から真っ直ぐに南側にそびえる山に向かって道路を上がっていくと、八剣山に隠れるようになっていた山並みが見えてきます。
 それらの山々は八剣山より高いため、八剣山が後ろに大男を従えているように感じられます。
 平成19年もあと1週間ほどを残すのみ。この1年間、八剣山周辺にはたくさんの皆さんが訪れ、
新鮮な野菜や果物を買い求めたりサクランボやブ ドウ、リンゴなどの果物狩りを楽しみました。
(平成19年12月8日撮影) (平成19年12月23日撮影)
登山道南口から見上げる八剣山 木々の間から望むトンネルと八剣山 
 八剣山の木々も、ほとんど葉を落とし、ふもとから見上げても山頂をはっきりと見ることができるようになりました。
 薄い雲を通して差し込む太陽の日差しの中で、八剣山南口登山道では、今年最後の山頂からの景色を見ようと、登っていく登山者を見かけました。
 八剣山周辺の果樹園でも、りんごの収穫が終わり、来年に向けた作業が進められています。
 天気予報では、14日から雪が続きそうです。
 先日降った雪で、すっかり八剣山も雪化粧し、雲間から差す日差しにその雪が白く輝いています。
 八剣山のふもとには、ぽっかりと空いたトンネルの中に、内部を照らす明かりが灯っています。そこを数台の乗用車が通り抜けてきます。
 これから雪の日が続き、八剣山の木々にも雪が積もることで、八剣山も白い化粧を厚くしていき ます。
 本格的な冬も、もうまもなくです。
(平成19年11月10日撮影)  平成19年11月25日撮影
いたわりざわ橋から望む八剣山 紅葉に染まる八剣山
 北海道の各地からは初雪の便りが寄せられるようになりました。
 ここ、国道に架かる「いたわりざわ橋」から望む八剣山でも、日ごとに赤や黄色の紅葉が少しずつ増えていることが感じられるようになりました。
 晴れたり雨が降ったりするなど、天候の移り変わりが激しい中、八剣山周辺の農家では、農産物の最後の収穫に追われています。
  例年より遅れ気味であった紅葉も、八剣山のふもとまで達し、山全体が紅葉でおおわれています。
 少しの風にも落ち葉が舞っており、林の中や畑だけでなく道路にも積もって、交通量の少ない道路を車が通ると、落ち葉が車を追いかけるように舞っています。
 太陽の暖かい日差しが降り注ぐ日曜日の午後、たくさんのご家族が栗拾いやりんご狩りを楽しむため、ふもとの果樹園を訪れていました。
(平成19年10月13日撮影) (平成19年10月28日撮影) 
赤く染まったりんごと八剣山 秋空の色に染まる八剣山
 日ごとに秋の気配が少しずつ深まってきている今日この頃ですが、八剣山のふもとの果樹園では、ぶどう狩りやプルーン狩りが始まり、くだもの狩りを楽しむため、大型バスや自家用車でたくさんの方が訪れていました。
 りんごも少しずつ赤く色づきはじめましたが、種類によってはすでに真っ赤に色づいています。
 八剣山でも、少しずつ黄色くなりはじめた葉が目立つようになってきました。

 朝晩の気温も肌寒く感じられるようになり、青空も秋の気配が少しずつ深くなっています。
 青空に浮かぶようにそびえている八剣山も、日ごとに黄色が目立つようになり、秋が深まっています。
 ぶどうやプルーンの収穫に続いて、りんご収穫も始まり、また、林の周囲の草むらを歩くと、ボリボリなどのキノコが顔を出しています。
 各地において収穫祭が始まりました。

(平成19年9月16日撮影) (平成19年9月29日撮影)
穏やかに流れる豊平川と八剣山  国道から連なる樹海と八剣山
 夏の暑さも和らぎ、八剣山のふもとを流れる豊平川は、春先の濁流とは変わって穏やかに流れており、 川のところどころでは、釣りをする家族連れや水の
量の多い場所ではカヌーを楽しむ若者たち、そして 化石を探し回る小学生のグループなど、たくさんの 人が夏の一日を楽しんでいます。
 ふもとの果樹園では、ブルーベリーの収穫が行わ れており、まもなくすると甘くておいしいプルーン の収穫もはじまります。
 夏の暑さも過ぎましたが、強い日差しはまだ続いています。しかし、青空の中には秋の気配が感じられる季節になりました。
 国道230号に架かる「なかのさわはし」から八剣山を望むと、橋の下から八剣山の中腹まで木々が連なってすばらしい樹海を形成しており、豊平川の 流れも、その樹海の中に埋まっています。
 もうまもなく、八剣山の山頂から紅葉がはじまり、 それが下に向かって降りはじめます。
(平成19年8月19日撮影) (平成19年9月1日撮影) 
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イベント翌日の会場と八剣山 八剣山と連なる山なみ
 前日の7月15日は、暑くもなく寒くもない曇り空の気候の中、イベント会場には4千人ほどの皆さんが訪れ、ステージショーやさくらんぼの 種飛ばしなどのゲームを楽しんだほか、さくらん ぼや野菜の直売で、大いににぎわいました。
 一夜明けて会場も片づけられ、いつもの休日と 同じように木陰でゆっくりとくつろぐ人や、友人 とバーベキューを囲む光景が見受けられました。
 7月に入り、ほとんど雨が降らない中、28日の早朝に雷鳴と土砂降りの雨を引き連れた前線が、北海道を駆け抜けていきました。
 八剣山の木々や、それに連なる山々の木々も、天からの恵みを受けて葉の緑色を濃くしたように思われます。
 さくらんぼの実は晴れの天候が続いたことから、割れの入った実なども少なく、もうしばらく収穫が楽しめそうです。
(平成19年7月16日撮影) (平成19年7月29日撮影) 
黄色くなったさくらんぼと八剣山 赤く色づいたさくらんぼと八剣山
 連日続く良い天気と適度の雨により、八剣山もまぶしいばかりに緑の葉におおわれています。
 ここ砥山ふれあい果樹園でも、さくらんぼやぶどう、りんごの実が、一日一日と大きく育っています。
 特にさくらんぼは、太陽の光を蓄積するかのように、あちこちの木で少しずつ黄色くなりはじめています。
 あと20日ほど経つと、今年もさくらんぼ祭りがはじまります。
 八剣山周辺の果樹園では、イチゴ狩りが最盛期を迎えています。
 また、さくらんぼも例年より早く、赤く色づいてきており、一部の果樹園では収穫がはじまりました。まだ少し甘みが少ないですが、7月7日からはじまる 「2007 八剣山さくらんぼ祭り」には甘みの増したおいしいさくらんぼを、皆さんに味わっていただけることと思います。   
(平成19年6月17日撮影)  (平成19年7月1日撮影)
桜と若葉と八剣山
ライラックと新緑の八剣山 
 温かい日と寒い日が交互にやって来ていますが、ここ八剣山周辺地域でもあちこちで、淡いピンク色の花が、枝からあふれんばかりに咲いています。
 その周辺では、白樺の木の枝にも若葉が小さな黄緑色の若葉を出しはじめ、八剣山の中腹のあちこちでも、白いコブシの花が目に付きます。
 今年も緑のじゅうたんが八剣山を登りはじめました。
 八剣山のふもとの果樹園では、白いさくらんぼやプルーンの花からリンゴの花に変わり、その花も散り始め、八剣山はいま、新緑のベールに山全体が包まれ、太陽の光を浴びて、まぶしいばかりです。
 壁のような新緑の八剣山の手前で、植樹されてまだそれほど経っていないライラックが、ピンクの花を咲かせていました。
 果樹園では、さくらんぼの実が少しずつ大きくなりはじめています。
(平成19年5月12日撮影)
 (平成19年6月2日撮影)
八剣山の観音様 増水した豊平川と八剣山
  固く締まった雪の上を歩いて八剣山西側の林の中を歩くと、木々の間から八剣山の観音様が顔をのぞかしています。また、風が笹を揺らす音以外に聞こえない静 寂の中、時々鳥の鳴き声も聞こえてきます。雪の上では、蚊のような小さい虫が、太陽のやわらかな日差しの中で飛び回っています。
 八剣山では、少しずつ春の活動がはじまりました。 
 4月もまもなく過ぎようとしています。八剣山の南側は、日陰に雪が残るだけですが、北側や谷の中には、まだまだ雪が残っています。
 しかし、日ごとに少しずつ白い箇所が少なくなり、谷沿いの南側斜面には、ギョウジャニンニクが顔を出しています。
 また、豊平川も雪解け水が集まりはじめており、川幅が広く、そして流れが強くなり出しました。
(平成19年4月7日撮影) (平成19年4月28日撮影)
西本果樹園から望む八剣山 砥山橋からの八剣山と豊平川
 すっきれと晴れわたり、気温もプラスとなっており、積もっている雪も、太陽の日差しと暖かさにより、日増しに少なくなっています。
 ここ八剣山のふもとの西本果樹園においても、リンゴやサクランボの枝の剪定が進んでおり、まだ1メートル近い積雪の上には、切り落とされた枝が、あちこちに見受けられます。  
 春分の日を過ぎ、日差しも強くなってきました。この暖かさのため、八剣山のふもとの雪も日ごとに少なくなってきています。
 八剣山のふもとを流れる豊平川も、あちこちから雪解け水を集めながら少しずつ川幅が広くなっており、もうまもなく大量の雪解け水が流れる急流へと変貌します。
(平成19年3月5日撮影) (平成19年3月24日撮影)
 
豊滝神社から望む八剣山 上山農園から望む八剣山
 1年で一番寒い時期の八剣山のはずですが、今年は雪も少なく寒さも厳しくなく、お昼には0度を上回っています。
 八剣山の山頂付近では、岩肌に降り積った雪が、太陽の光を浴びて白く輝いています。
 ふもとの果樹園では、暖かくなりはじめた日差しの中、サクランボやリンゴの木の枝の剪定がはじまりました。
 白い雲でおおわれた空からは、時々雪がちらついていますが、少し時間がたつと、雲が切れて青空がのぞてきます。青空からは3月のような暖かい日差しが八剣山のふもとにふりそそいでいます。
 ここ八剣山のふもとに位置する上山農園の畑は、まだ一面の雪におおわれていますが、この雪の下まで暖かい日差しが透きとおり、春に向けた生きものたちの準備が、もう始まっています。
(平成19年2月3日撮影)  (平成19年2月18日撮影) 
上砥山神社から望む八剣山 雪の花を咲かせた二美桜と八剣山
 ほんの数時間前までは、雪がしばらく降らずに黒く見えていた八剣山。
 ほんの1〜2時間の間に10センチほどの雪が降り、八剣山全体が白くおおわれています。  
 丸太で作られている上砥山神社も、白い世界の静けさの中にたたずんでいます。
 2006年も、もうまもなく過ぎ去っていきます。
 例年になく少雪だった八剣山周辺にも、まとまった雪が降りはじめました。
 5月中旬には枝いっぱいにピンクの花を咲かせている栄橋のたもとの二美桜も、1月の今は先ほどまで降っていた雪を枝にのせて雪の花を咲かせており、その間から見える八剣山の山頂も真っ白な雪が、太陽の光を反射して白く輝いています。
(平成18年12月23日撮影) (平成19年1月14日撮影) 
晩秋の青空と八剣山 雪の衣装をまとった八剣山 
 11月も半ばを過ぎ、例年になく暖かいせいか、雪が降ってもすぐ消えてしまいます。
 しかし、曇った日が続き、なかなか青空が望めない中、しばらくぶりで晴れ上がった青空に八剣山がそびえ立っています。
 12月の冬至に向かって弱くなっていく太陽の光の中に、いつもの年よりも長くなっている「晩秋」が感じられます。 
 12月に入り、遅れていた雪も積もりはじめ、八剣山も、赤や黄色の木の葉を落として灰色だった衣装を、白い色に衣替えをしました。
 曇りがちの空からは、雲の薄くなった箇所から、弱々しい太陽の光が注いでいます。
 ここでは静けさの中、ゆっくりと時間が過ぎていくように感じられます。
(平成18年11月19日撮影) (平成18年12月9日撮影)
 
深まりつつある秋空と八剣山 たわわに実ったリンゴと八剣山
 薄い雲のベールを通して、柔らかい日差しが降り注ぐ八剣山。少しずつ緑のベールが薄れはじめ、黄色や赤があちこちに目立ちはじめました。
 雨の中で開催された収穫祭も終了し、少しずつ秋が深まりつつあります。もう少しすると、白い綿毛をまとった「雪虫」が、八剣山のふもとで、ふんわりと舞いはじめます。
  
 1週間ほど前には赤や黄色、緑色などに覆われていた八剣山も、一日一日と葉を落としながら冬の準備を進めている今日この頃です。
 ここ西本果樹園では、リンゴの収穫が進んでおり、熟すのが遅い種類のフジが、赤い実を枝いっぱいにぶら下げて、弱くなった太陽の日差しを浴びています。
(平成18年10月9日撮影)
  (平成18年10月28日撮影)
  
パークゴルフ場から望む八剣山 豊滝小学校から望む八剣山
  晴れわたった、秋の空にそびえ立つ八剣山。晴れた日の昼間は30度近い気温になりますが朝晩は秋の空気に包まれるようになりました。ここ八剣山のふもとに 昨年オープンした高島観光ファームのパークゴルフ場には、雄大な自然景観の中でパークゴルフを楽しもうと、たくさんの人々が訪れています。
 おだやかな秋の日差しが降り注ぐようになり、八剣山の緑色のベールも、少しずつ色が薄くなりはじめたように感じられます。
 八剣山周辺の畑や果樹園では収穫の季節を迎え、たくさんの種類の野菜や果物が収穫されはじめました。
 もうまもなく、収穫祭が開催されます。 
(平成18年8月27日撮影)  (平成18年9月16日撮影) 
  います。
さくらんぼ祭りの横断幕と八剣山 上山農園から望む八剣山
 麓の果樹園では、真っ赤に熟したさくらんぼが、木の枝一面にぶら下がっています。
今年も、甘くておいしいさくらんぼを多くの皆さんに味わっていただくために「2006八剣山さくらんぼ祭り」が開催されたところです。
これからもウメ、プラム、プルーンなどが熟する季節を迎えます。お楽しみに!! 
  8月に入り、やっと夏らしい暑さを迎えた八剣山、ふもとはうっそうとした木々の葉におおわれており、そこからはセミの大合唱が響きわたっています。ここ、 上山農園の畑ではトウモロコシやズッキーニ、ブロッコリー、ジャガイモなど30種類ほどの野菜や果物が栽培されており、それぞれに太陽の光を思いっきり浴 びて生育しています。
(平成18年7月16日撮影) (平成18年8月6日撮影) 
咲き競う高山植物と八剣山 赤くなりはじめたさくらんぼと八剣山
果物の木も花びらを散らし、さくらんぼの実もふくらみ始めた頃、ここ湯澤園芸では高山植物や野草が、赤や黄色、白などの可憐な花を、一斉に咲かせ始めます。
若緑色に衣替えした八剣山とのコントラストがあざやかに生える素晴らしい季節です。
7 月に入り、さくらんぼの実も緑から黄色に、中には赤くなりはじめた実もあちこちに見られるようになってきました。今年のさくらんぼは、ここ2〜3年のうち では一番実の数が多いように思われます。今年のさくらんぼ祭りまであと2週間。枝いっぱいに実った、赤く甘酸っぱいさくらんぼをお待ちください。
 (平成18年6月11日撮影) (平成18年7月2日撮影)
咲きはじめた二美桜と八剣山  満開のりんごの花と八剣山
やっと暖かい日が続くようになり、札幌市内ではあちこちで桜が満開になっています。
八剣山周辺においても、栄橋のたもとでは、二見桜がやっと薄いピンクの花を咲かせ
はじめました。
いよいよ春本番です。
5月上旬に咲き始めた桜の花から、サクランボの花へ、そして梅の花へと続いてきた果樹園の花見も、最後にりんごの花の開花にたどり着きました。
リンゴの木の横にあるサクランボの木には、もう小さい実がお日さまの光の下で、元気に育ち始めています。
(平成18年5月14日撮影) (平成18年6月4日撮影)
春を迎えた八剣山と道路情報館 豊平川ファームからの八剣山
日差しが日ごとに強くなり、八剣山も少しずつ白い箇所が少なくなっています。ふもとでは、白い雪景色から、サクランボやりんごの白い花景色に変わる春を迎える準備が、あちこちで始まりました。
八剣山の南側からは、例年よりも遅くまで残っていた雪が、やっと目立たなくなりました。
ふもとの果樹園ではサクランボやリンゴの木の枝も剪定が終わり、
畑では農作業の準備が進められています。
 (平成18年4月15日撮影)   (平成18年5月3日撮影)

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